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HEADLINE NEWS:2014年

後藤田 浩・理工学部 教授が「文部科学大臣表彰 若手科学者賞」を受賞

 このたび、後藤田 浩・理工学部教授が「複雑系数理学による反応系熱流体ダイナミックスの解明の研究」における研究成果が評価され「文部科学大臣表彰 若手科学者賞」を受賞しました。 この表彰は、 科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃えるものであり、特に若手科学者賞は萌芽的な研究、独創的視点に立った研究等、高度な研究開発能力を示す顕著な研究業績を挙げた40歳未満の若手研究者個人に贈られるものです。

 


【研究業績の概要】
 流動、熱・物質拡散、化学反応が相互に作用し合った反応系熱流体では、その強い非線形性が複雑なダイナミックスを生みだす。 そのため、複雑なダイナミックスを有する反応系熱流体現象の基礎学理や最適な制御技術の構築は熱エネルギー分野において重要な研究課題です。
 後藤田 浩・理工学部教授は、複雑系数理学の視点から、反応系熱流体の複雑なダイナミックスの解明とその工学的な応用を模索する独自の研究を着想。 特に, 電磁熱流体場から燃焼場*に至るまで、多岐にわたる複雑な非線形ダイナミックスに潜む決定論的な特徴を抽出し、工学的な応用の可能性を明らかにしました。
 本研究成果は反応系熱流体力学の学術的体系化のみならず、熱エネルギーシステムの能動的制御技術に寄与することが期待されます。

【本受賞の主要論文】
・Hiroshi Gotoda, Riyota Takeuchi, Yuta Okuno, Takaya Miyano, Low-dimensional dynamical system for Rayleigh-Benard convection subjected to magnetic field,
Journal of Applied Physics, vol. 133, 124902 (13 pages), 2013, 出版社: American Institute of Physics.

・Hiroshi Gotoda, Takuya Ikawa, Koshiro Maki, Takaya Miyano, Short-term prediction of dynamical behavior of flame front instability induced by radiative heat loss,
Chaos, vol. 22, 043128 (8 pages), 2012, 出版社: American Institute of Physics.

・Hiroshi Gotoda, Masahito Amano, Takaya Miyano, Takuya Ikawa, Koshiro Maki, Shigeru Tachibana, Characterization of complexities in combustion instability in a lean premixed gas-turbine model combustor,
Chaos, vol. 22, 043128 (8 pages), 2012, 出版社: American Institute of Physics.


【本受賞の研究成果を基にした最近の論文】
・Hiroshi Gotoda, Yuta Shinoda, Masaki Kobayashi, Yuta Okuno, Shigeru Tachibana, Detection and control of combustion instability based on the concept of dynamical system theory,
Physical Review E, vol. 89, 022910 (8 pages), 2014, 出版社: American Physical Society.

* ガスタービン燃焼不安定に関する研究は、宇宙航空研究開発機構 航空本部 推進システム研究グループ 立花 繁 主幹研究員との共同研究として実施されたものである。

【受賞歴】
2012年12月 日本燃焼学会 奨励賞

【所属学会】
米国物理学会 日本伝熱学会 日本燃焼学会 日本機械学会

文部科学大臣受賞者の詳細についてはこちら

熱流体物理工学研究室(後藤田研究室)はこちら

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