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一般・企業の皆さまへの HEADLINE NEWS:2013年

食欲の秋を宇治で楽しむ「宇治茶スイーツ店マップ」を経済学部寺脇ゼミの学生たちが作成 10月21日に発行

 経済学部寺脇ゼミ(指導教員:寺脇 拓教授)に所属する有志の学生39名が、宇治市の観光を盛り上げるために「宇治茶スイーツ店マップ」を作成し、10月21日(月)に発行します。

 近年の観光客数の伸び悩みに苦しむ宇治市をいかに盛り上げるかという課題に関心を持った学生たちが、昨年度、宇治茶料理や宇治茶スイーツがもたらす観光便益(観光を楽しむことの価値)の大きさを、トラベルコスト法を用いて経済学的に検証しました。具体的には、宇治の観光地においてアンケート調査を行い、得られたデータを分析することで、現在と宇治茶料理・スイーツ店が無くなった場合の宇治市の観光に対する需要関数を推定しました。そして得られた需要関数を用いて消費者余剰の変化を計測したところ、宇治市の観光便益の約46%が宇治茶料理・スイーツ店によってもたらされていることが分かり、宇治茶料理やスイーツは観光客が宇治を訪れる主要な動機となっていることが初めて明らかとなりました。
 
 この成果を踏まえ、今年度、観光便益の検証に取り組んだ学生を含む寺脇ゼミの学生たちが、宇治茶スイーツ店を全国にPRし、観光客を宇治市に誘致するために、「宇治茶スイーツ店マップ」を作成しました。宇治市役所商工観光課からアドバイスを受けながら、宇治茶スイーツを扱う店舗との交渉の上、許可を得られた19店舗の一押しスイーツの取材を行い、最終的にパンフレット形式のマップにまとめました。このマップにはアンケートがつけられており、その回答データを分析することで、取り組みの効果を計測することが可能になります。より多くの回答を得るため、アンケート回答者には宇治茶スイーツの割引が受けられるといった工夫も取り入れました。
 「宇治茶スイーツ店マップ」は9,000部発行され、学内および京都駅ビル2階の「京都総合観光案内所(京なび)」やホテルグランヴィア京都などに設置される他、東京や広島などでも配布することを予定しています。

■本件に関するお問い合わせ先
 立命館大学広報課
 TEL:075-813-8300

 

活動の代表を務める近藤真由子さん(中央)、副代表の相澤荘太さん(右)、会計の上山咲さん(左)※3名とも経済学部3回生

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