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HEADLINE NEWS:2012年

前田大光・薬学部薬学科准教授が「文部科学大臣表彰若手科学者賞」を受賞しました

 このたび、前田大光・薬学部准教授は「イオンマテリアルを形成する機能性色素分子の研究」における研究成果が評価され、「文部科学大臣表彰若手科学者賞」を受賞しました。
この表彰は、科学技術に関する研究開発、理解増進等において顕著な成果を収めた者について、その功績を讃えるものであり、特に若手科学者賞は萌芽的な研究、独創的視点に立った研究等、高度な研究開発能力を示す顕著な研究業績を挙げた40歳未満の若手研究者個人に贈られるものであります。













授賞式の様子

【研究背景】
 これまでに、π共役系分子から構成される多様な集合体や高次構造は創製されているものの、電荷種(イオン)からなるソフトマテリアルの形成において、構成ユニットの規則配列は依然大きな課題として残っていました。
 この課題に対し、イオンに対する相互作用能が極めて高いπ共役系(金属配位子・アニオンレセプター)を設計・合成し、それらを基盤とした集合体や高次構造の構築を行いました。具体的には、π共役系分子の金属イオン架橋による発散型ポリマーおよび単分散型集合体の形成、π共役系分子からなるアニオン会合体・アニオン架橋型集合体の構築、π共役系分子–アニオン会合体と対カチオンの規則配列によって構成される組織構造の形成を実現しました。
 本研究成果は、既存にはない分子集積化技術を提案し、持続性社会の一助をになう機能性マテリアルの開発手段と期待されています。

【主要論文】
・Haketa, Y.; Sasaki, S.; Ohta, N.; Masunaga, H.; Ogawa, H.; Mizuno, N.; Araoka, F.; Takezoe, H.; Maeda, H. “Oriented Salts: Dimension-Controlled Charge-by-Charge Assemblies from Planar Receptor–Anion Complexes” Angew. Chem., Int. Ed. 2010, 49, 10079–10083.

・ Maeda, H.; Bando, Y.; Shimomura, K.; Yamada, I.; Naito, M.; Nobusawa, K.; Tsumatori, H.; Kawai, T. “Chemical-Stimuli-Controllable Circularly Polarized Luminescence from Anion-Responsive π-Conjugated Molecules” J. Am. Chem. Soc. 2011, 133, 9266–9269.

【受賞歴】
2005年8月   IUPAC Prize for Young Chemists
2007年2月   井上研究奨励賞
2007年3月   日本化学会 若い世代の特別講演賞
2008年7月   HGCS Japan Award of Excellence 2008
2008年12月   第21回有機合成化学協会富士フイルム研究企画賞
2009年3月   第58回日本化学会進歩賞
2012年3月   ChemComm Emerging Investigator Lectureship
2012年4月   第3回丸山記念研究奨励賞
2012年7月   SPP/JPP Young Investigator Awards

【所属学会】
日本化学会、高分子学会、光化学協会、錯体化学会、有機合成化学協会、応用物理学会、アメリカ化学会、ポルフィリン・フタロシアニン学会

文部科学大臣表彰受賞者の詳細についてはこちら

超分子創製化学研究室(前田研究室)はこちら

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