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HEADLINE NEWS:2009年
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「G-COE院生プロジェクト・写真展」展示の撤去に関わる経緯と今後の対応について(続報)
立命館大学 研究部長
教学部長
1月25日付の京都新聞朝刊に、グローバルCOE「生存学」創成拠点・院生プロジェクトが企画した写真展示物を大学が学生ラウンジから撤去したことに関わる記事が掲載されました。その件で、1月26日に経緯と今後の対応について、ホームページをとおしてお知らせしてきました。現在、研究拠点の教員と話し合いをもち、教員をとおして院生プロジェクトと話しを継続しているところです。今後は、研究成果発表にふさわしい空間と場所において実施され、その趣旨がわかりやすく説明されることなどを基本とした展示となるように、大学としても研究支援という観点から努力していきたいと考えています。
● この間の経緯
下記の【再掲】HEADLINE NEWS「『G-COE院生プロジェクト・写真展』展示の撤去に関わる経緯と今後の対応について」のとおりです。
● 今後の対応について
「HEADLINE NEWS」でお知らせしていますように、現在、グローバルCOE「生存学」創成拠点のリーダー、担当教員とともに、今回の写真展に関して研究趣旨が正確に伝わるような場所と構成で、どのように展示を行うかの話し合いを行なっています。
皆様にはご理解のほどお願い申し上げます。
【再掲】
「G-COE院生プロジェクト・写真展」展示の撤去に関わる経緯と今後の対応について
1月25日付の京都新聞朝刊に、グローバルCOE・院生プロジェクトが企画した写真展の展示内容とラウンジからの撤去に関わる記事が掲載されました。この間の経緯ならびに今後の対応につきまして下記にご説明させていただきます。
<経緯>
・当該写真展は、グローバルCOEプログラム「生存学」創成拠点院生プロジェクト「クィア・スタディーズ研究会」が企画したものです。事前に文学部、産業社会学部各事務室にG-COE拠点リーダー名での趣意書が提出され、研究成果の発表の一環としてという趣旨に鑑み、ラウンジでの掲出を認めました。
・1月19日より上記2箇所のラウンジにて写真展「身体と性-この曖昧な点と線」がはじまりましたが、実際に掲出された展示を確認したところ、展示は不特定多数の学生が出入りするラウンジという展示場所との関係上、適切なものではありませんでした。また、展示全体を通して、研究プロジェクトの趣旨や受け手へのメッセージを伝えるにはさらなる工夫が必要なものであると判断しました。また、展示については、学部事務室に複数の学生から撤去してほしいとの声も寄せられました。
・ラウンジの管理を行う学部事務室では、迅速かつ丁寧な対応を行いました。研究プロジェクトの院生、担当の教員との話し合いも進めてきましたが、オープンスペースであるラウンジでの展示にふさわしくないと判断し、より趣旨を明確にした展示にする必要があるとの判断から、一旦展示物を撤去しました。
<今後の対応について>
・今回の措置は、学生ラウンジという不特定多数の学生が出入りするオープンスペースである展示場所との関係上、適切ではないという判断により行ったものです。研究内容について判断したものではありません。
・学生ラウンジは多様な目的で使用される場所です。研究趣旨が正確に伝わるような場所と構成で展示が行えるよう研究拠点の担当者と話し合いを進めていきます。
学生の皆様にはご理解のほどお願い申し上げます。
立命館大学 研究部長
教学部長
