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HEADLINE NEWS:2013年
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文部科学省「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)拠点」に立命館大学から2件の採択が決定
立命館大学では、文部科学省「革新的イノベーション創出プログラム(COI STREAM)拠点」(以下、COI)の事業において、「食と農のスロー&ローカル・イノベーション地域拠点モデルの構築拠点」及び「運動を生活カルチャー化する健康イノベーション拠点」の2件が、10月30日にCOIトライアル拠点として採択されました。全190件の申請の内、私立大学においてCOIに2件採択されたのは本学のみとなります。
COIは、企業や大学だけでは実現できない革新的なイノベーションを産学連携で実現するとともに、革新的なイノベーションを創出するプラットフォームを整備することを目的としています。
トライアル拠点に採択された2つの拠点は、それぞれ2000万円の支援を2年間(H25年度、H26年度)受け、研究開発を進めます。なお、2年間のトライアル期間を経て、実績が評価された場合はCOIの本採用となり、年間最大10億円程度の研究開発費を最長9年程度支援されます。
■採択された研究拠点の概要
【拠点名】
「食と農のスロー&ローカル・イノベーション地域拠点モデルの構築」
【プロジェクトリーダー】
後藤千尋・イオンリテール(株)営業企画部長
【研究リーダー】
久保 幹・立命館大学生命科学部教授
【参画機関】
イオンリテール(株)、立命館大学、パナソニック(株)、もりやま食のまちづくりプロジェクト、もくもくファーム、立命館生協、草津市総合政策部草津未来研究所、(株)たねや、イタリア食科学大学(調整中)、コンゴ民主共和国キンシャサ大学(調整中)、丸紅(株)
【研究概要】
食と農のファースト・グローバル化の潮流を見直し、スロー&ローカル・イノベーションを行うことを最終目標とする。トライアル期間においては①土壌の診断法を確立、②有機農法による「新規有機栽培システム」の構築と限界の確定、③この限界を打破するために融合すべき化学農法の最小限界値を決定する。次段階では、有機農法と化学農法を組み合わせたハイブリッド農法を確立し、「ICT農業技術継承システム」の構築や六次産業により地域活性化への貢献に向けた検討を行う。
【拠点名】
「運動を生活カルチャー化する健康イノベーション」
【プロジェクトリーダー】
石丸園子・東洋紡(株)コーポレート研究所快適性工学センター部長
【研究リーダー】
伊坂忠夫・立命館大学スポーツ健康科学部教授
【参画機関】
東洋紡(株)、立命館大学、オムロンヘルスケア(株)、パナソニック(株)、大和ハウス工業(株)、(株)東大阪スタジアム、大阪ガスグループ(調整中)、近畿大学、滋賀医科大学
【概要】
健康寿命の延伸により、少子高齢化の日本において「持続可能な社会実現モデル」を構築し、世界に最先端モデルを発信するための検討を行う。トライアル期間中はまずスマートウェアテクノロジーによる肌着の開発を行い、“運動の生活カルチャー化”を実現させる。それを受け、近接コミュニケーション・ツールとなる空間シェアリング技術を開発し、さらに「スポーツ健康コミュニティ」の創造を通じて社会に貢献することを目指す。
■本件に関するお問い合わせ先
立命館大学研究企画課
TEL:075-813-8199
立命館大学広報課
TEL:075-813-8300
