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HEADLINE NEWS:2012年
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理工学部機械工学科 谷泰弘教授、村田順二助教らの研究グループが日本機械学会「日本機械学会賞(論文)」を受賞
理工学部機械工学科 谷泰弘教授、村田順二助教らの研究グループが日本機械学会「日本機械学会賞(論文)」を受賞しました。
谷教授、村田助教らは、論文「ガラス研磨用エポキシ樹脂研磨パッドの開発」が評価され、今回の受賞となりました。
■論文「ガラス研磨用エポキシ樹脂研磨パッドの開発」
論文では、研磨に用いられる工具である研磨パッドの材質を見直すことにより、高い研磨特性を発揮するエポキシ研磨パッドの開発を行い、従来のウレタンパッドに対して約2倍の研磨能率が得られることを明らかにしています。また代替研磨材について検討し、特に酸化ジルコニウムとエポキシパッドの組み合わせによって、レアアースの使用量ゼロを実証しています。
ガラスの精密研磨には酸化セリウムなどのレアアースが使用されていますが、近年供給不足から価格が高騰し使用量低減が求められており、本論文は時代のニーズにマッチし工業的および工学的に優れているとの評価から、今回の受賞に至りました。

授賞式の様子
【日本機械学会賞とは】
日本機械学会が、機械工学と工業の発展を奨励することを目的に、優秀な論文・技術に日本機械学会賞(論文)、同(技術)を、技術功績が顕著な会員個人に日本機械学会賞(技術功績)を、新進会員個人に日本機械学会奨励賞(研究)、同(技術)を、また優れた教育活動に日本機械学会教育賞を贈り、表彰を行うもので、機械工学の分野では最も権威のある賞です。
