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経営大学院

ゲストスピーカー

岡谷氏2011年11月23日(水)

オーナーシップ 濱田 初美教授

ゲスト: 岡谷鋼機株式会社 代表取締役社長

     岡谷篤一 氏

 

 

 

 

old meets new(挑戦)

 2011年11月23日(水)立命館大学経営大学院は大阪キャンパスにおいて、オーナーシップ(担当:濱田初美教授)に、岡谷鋼機株式会社代表取締役社長の岡谷篤一氏をゲスト講師として招聘し、特別講義を実施した。


  岡谷鋼機は、1669年現在の名古屋市に創業した金物商、笹屋を祖とする。大阪、東京にも店舗を構え、1878年パリ万博に出展した。1888年から洋鉄の取扱いを始める。1995年名証二部上場、1997年名証一部に替わり、現在に至る。2011年2月期連結決算ベースで、国内34・海外30の子会社、連結売上高6,441億円、純利益73億円、人員4,571名である。創業時からの生業である鉄鋼関連の売上高が44%を占めている。エノキアンクラブ(創業200年以上、健全経営、創業家の子孫が経営)に加盟している。

 

 old meets new (挑戦)とは、新規取引先と新商品開発、海外進出、子会社化を通じた経営陣の養成等である。海外展開は1964年米国岡谷鋼機設立を皮切りに、他関連企業も含め現在52社に及ぶ。会社再建を引受けて子会社化した例もある。経営を通じた経営幹部養成は実効性が高く、プロパー社員が子会社のトップに就任した例も多い。

 

 現在、中期計画“Gih - 15”を実行している。2013年度の目標は、連結売上高8,000億円・当期純利益80億円、海外取引比率30%である。2015年には連結売上高1兆円、当期純利益100億円を実現したい。Gihとは当社の基本戦略を表す。
Globalグローバル化 innovation技術革新 human 人材育成
  新
興国での事業拡大、成長地域での事業開拓に取り組んでいる。若手社員の海外研修の機会を増やし、海外営業力の向上を目指す。ナショナルスタッフ育成に努め、現地化の推進を図っている。次世代先端技術分野、環境配慮型の製品への取組も拡大している。キーワードは、省エネ・省資源、軽量化、水資源対策等だ。

 風通し良い社風を維持する目的で、MUミーティング、MMUミーティングを実施している。心の教育、基本動作・基礎知識に加え、各分野の専門知識習得にも力を注いでいる。

 

 当社の企業文化は、堅実・誠実、自立・独立、社会貢献、挑戦である。「信用を大切に時代とともに変化する」ことを目指す。現地・現物・現人で学び、考え、努力する過程で人も企業も変化し、持続可能な成長を遂げる。戦後の日本はアメリカを見習ったが、今後は日本人の心を支えに自立するべきである。

 

 講義は、岡谷社長のオーナーとしての気概が伝わる、熱気あふれる展開となった。社会人院生から活発な質問が相次ぎ、3時間は瞬く間に終了した。

以 上

 

講義風景

 


 

 

 

 

 

 

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