経営大学院
ゲストスピーカー
2011年5月29日(日)
マーケティング 鳥山 正博 教授
ゲスト: 星野リゾート
菊池 昌枝 氏
星のや京都のマーケティング
マーケティングの授業の最終日、これまで学んだマーケティング概念、とりわけセグメンテーション・ターゲティング・ポジショニングとサービスマーケティングの7つのPについて、嵐山の新タイプの高級旅館 「星のや京都」を素材とした院生らによる演習の発表から授業は始まった。 公表されている情報のみから「星のや京都」のSTPと7Pを語る、 というのが課題である。
今回のゲスト講師はその「星のや京都」の総支配人菊池昌枝さんである。当の本人を目の前にプレゼンをするのだから発表する院生も真剣勝負である。それを受けて立った菊池さんの講義。世界の中の日本の観光産業から説き起こし、実際のSTPと7Pについて、魅力向上と生産性を両立させるための組織的な工夫・運営上の工夫、これまでの苦労と今後の課題について、一瞬たりとも飽きさせることの無い講義である。具体的な話の中にひとつひとつ明快な理論的バックボーンがあることが分かり、マーケティングの理論が現実に生かされるときの様々な工夫が分かる。
「なるほどー!」自分たちなりに1週間考え抜いた後だけにぐっと理解が深まっているのは院生たちの真剣な眼差しと頷きをみるだけで分かる。世界のVIP顧客を京都にお連れして商談をするという立場の院生による、現実を踏まえた深い質問と提案、それに対する菊池さんの回答など、和やかな笑いに包まれつつもとてもスリリングで興味深い質疑応答の後、
万雷の拍手のうちにゲスト講義は終わった。





