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学生生活・就職 | 先輩学生によるサポート

オリター・TAによるサポート

新たな展開を見せる理工学部・情報理工学部のオリター活動に励む

西川美香さん

理工学部オリター団長
西川美香さん(理工学部情報学科2回生)

春休み目前のキャンパスに、この4月に入学してくる新入生サポートの準備に追われる学生たちがいる。「オリター」だ。オリターとは学部毎に配された学生主体の団体で、主に基礎演習や小集団科目での授業運営や、新入生が学生生活にスムーズに馴染むためのサポートに当たっている。  中でも理工学部は、現在11の学科を抱えており、2004年4月からは新たに電子情報デザイン学科、マイクロ機械システム工学科、建築都市デザイン学科の3学科が増設される。また、従来あった情報学科が情報理工学部として展開し、併せて1700名を超える規模の新入生を迎える事になる。新たな状況の中で、新入生の悩みを真摯に受け止め、その解決に全力で当たろうと努めている2004年度理工学部オリター団団長の西川美香さんにお話を伺った。

このままでは終わりたくない、ただその一念で。

 

2003年度もオリターをやっていたという西川さん。「昨年は、目の前に与えられた問題をこなすのに精一杯でした。自分が受け持ったクラスの子と仲良くできたらそれでいいんだって、心のどこかで思っていたのかもしれません。『何のためにオリター活動をやっているのか』という明確な柱が自分の中になかったと思います。だから、その時は一生懸命やったつもりでも、残ったのは言いようのない空しさだけだった。このままでは終わらせたくない、心からそう思いました」。理工学部は学科ごとに、専門分野を中心とする教学内容が異なるため、学部全体が一体となった活動を行う事が難しい。また、新学科・新学部の設置で、教学分野は広がり、学生規模も拡大する。そんな状況の中で、「新入生のために、全力でぶつかってみたい!」と、2004年度の団長を引き受けた。

心を動かされた友人の一言

心を動かされた友人の一言

「オリターの活動は、正直辛かった事もありますが、基本的にみんな和気あいあいとしていて本当に楽しかったんです。」だが、西川さんはやがて自身の気持ちの甘さに気づく。きっかけは同じオリターをやっていた友人の何気ない一言。『こうやって数学ばかり勉強していても、将来が全然見えてこないよね。自分にどんな道があるのか、何ができるのか、そういう事を知る機会って大切だし、欲しいよ。だから私はオリター活動で、一回生にそれを提供していきたい。』この言葉が西川さんの心を動かした。「思わずはっとしましたね。友達は本気で一回生の事を考えている。そんな友人に比べて、私は何をやっているんだろうとむなしさを感じました。オリターに臨む気持ちが『楽しい』ということばかりで、自分は1回生のために何ができたのだろうと考えました。遊び半分なところもあったのかなと反省したんです」。

「オリ魂」に込めた団長としての意気込み

 西川さんは、昨年10月から3ヶ月間、新入生サポートのために、何か連携して取り組めることはないかと、学部自治会の会議に毎回顔を出した。自治会も学部の教育や学生生活のあり方を学生が主体となって議論し、様々な企画を行なったり、大学に学生の声を反映する重要な役割を担っている。会議に何度も顔を出す事で、徐々に目的や目標に共通する部分がたくさんあることに気が付いた。「自分たちがやっている事をお互いに把握し、伝え合うことで前向きな協力関係が培われるのだと考えるようになりました。学部全体で良くしていこうとすることで、根本的な問題解決につながるのだと思います」と、西川さんは語る。  今春入学してくる1700名以上もの新入生をまとめる事に不安はないのかという質問に、力強い答えが返ってきた。「2004年度理工学部オリターのスローガンは『オリ魂』です。これは、一人一人がオリター活動の目標を何かひとつは持っているような、そういうやる気をオリター全員が持つんだという気持ちを『魂』という文字に込めました。『自分が何のためにオリターをしているのか』という事を常に自問自答しながら、新入生が真に充実できる環境を作り上げていきたいです。」アグレッシヴに活動し続ける理工学部オリター団の今後の活躍に期待したい。

取材:福島悠子(文学部4回生)2004年1月26日更新

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