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教職支援センター長メッセージ | 教職支援センター

「教師になる」をサポートします

  「教師になる」ということは、どういうことでしょうか。
  「教師になる」には、まず、それに相応しい「力」をつけなければなりません。本学では、次の三つの「力」を獲得することを教職教学の目標に据えています。
  一つは、高い専門性(知識・見識・技能)です。児童生徒の主体的・能動的な学びを導くには、学ぶことへの「あこがれ」が必要です。教師に高い専門性がなければ、児童生徒に「あこがれ」は生じません。高い専門性が、その教師の魅力として、児童生徒の「あこがれ」の先(対象)になければなりません。高い専門性は、特定の教科指導においてのみ発揮されるのではなく、児童生徒の「学ぶモチベーション」全般において有効に働きかけるのです。
  二つには、子ども(人間)を理解する力です。教える対象である児童生徒(子ども)の理解なくして、教えることは達成できません。単に子ども像についての一般的知識ではありません。個々の子どもたちの生活の状況・学びの要求を理解し、実践的に個々の子どもの言動をその深部において理解できる力です。表面的な子どもの言動に左右されずに、彼らの学びの要求と状況に真に応えることのできる力です。
  三つには、伝える力(コミュニケーション能力)です。「伝える力」とは、「ことばと身体」を活用することによって実現されるものです。高い実践力とは、「教えるモチベーション」(=「学ぶモチベーション」)が有効に機能していることです。たとえば、高い専門性は、児童生徒に「伝える」ことができてはじめて生きて機能するのです。このように、「教えるモチベーション」を有効に機能させる力、それがすなわち「伝える力」です。
  では、このような三つの「力」があれば、自動的に「教師になる」ことができるのでしょうか。そういうわけにはいきません。そこには、越えなければならないハードルがあります。それが、教員採用選考試験です。この試験に合格するためには、もちろん、そのための対策・準備が必要なのですが、それは、決して小手先の受験技術で対応できるものではありません。採用試験の傾向は、より「実践」を重視した試験方法へと多様化してきています。前述したような「力」が、試験対策としても必要となってきていると言えます。
  教職支援センターは、「教師になる」ための研鑽に努めているみなさんに対して、その進路を実現していくためのサポートをします。
  教師をめざすみなさん、このセンターを、「教師になる」ために大いに活用してください。

教職支援センター
センター長
神藤 貴昭(文学部准教授)


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