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文理総合インスティテュート | 各インスティテュートの紹介
サービス・マネジメント・インスティテュート
Service Management Institute
教育の目標と特色
サービス・マネジメント・インスティテュートは、サービスに関わる経済活動、サービスを提供する企業のマネジメントおよび観光、レジャー、スポーツ、健康に関わる組織の運営や諸活動のあり方について学部等を超えた諸機関が協同して研究・教育するものです。
現代の余暇時間の増大に伴うレジャーやスポーツ、健康への関心は、仕事と生活全般に及ぶ快適さ、さらには心身全般に及ぶ快適さを求めるヒューマン・ウェルネスへの要求へと高まっています。ヒューマン・ウェルネスへの要求に応えるには、医療、福祉を始めとした社会システムの新たな仕組みの構築が必要です。
一方で近年のオリンピックでは、一流選手が活躍するには、たいへん高度なマネジメントが要求されます。たとえば、スポーツ・サイエンス、資金集め、広告宣伝、コンピュータによる情報処理などを駆使しなければなりません。そして、観客を温かく迎え入れるホテルも必要となります。
こうした社会のサービス化が高まる中で解決すべき課題はたくさんありますが、特に諸サービスを提供する組織の効率性と公平(公正)性のバランスをいかにとるかが重要となっています。したがって、サービスの経済化がどのように進行しているか、サービス企業におけるマネジメントはどのように展開すべきかなどの諸問題を解明することが社会的な要請と言えます。また、感性工学・人間工学や運動生理学分野など広く人間の身体を扱う諸科学との連携によって、最先端の各種生体機能測定機器を用いた研究成果を活用し、社会科学と自然科学の融合をはかった教育・研究を展開します。
1.「ヒューマン・ビジネス系」と「スポーツ・サービス系」2つのプログラム
サービス・マネジメント・インスティテュートでは、学生の問題・関心に応じて専門的に学ぶことのできるヒューマン・ビジネス系とスポーツ・サービス系の2つに分かれています。前者のプログラムでは多様に展開されている観光、レジャーや、福祉・医療をはじめとしたビジネスつまりヒューマン・ビジネスについて学び、後者のプログラムではスポーツのサイエンスやマネジメントについて学びます。学生は、どちらかのプログラムを重点的に履修すべきですが、どちらを重点的に履修する場合であっても、文理総合の見地から、もう一方の系についても最低限その基礎科目については履修することが必要です。具体的には、ヒューマン・ビジネス系に沿って履修する場合には、スポーツ・サービス系基礎5科目(ヒューマンライフ論、トレーニング科学、運動生理学、ウェルネス論、生体機構論)から3科目以上、逆にスポーツサービス系に沿って履修する場合には、ヒューマン・ビジネス系の基礎5科目(サービスマネジメント論、サービス消費論、健康産業論、ホスピタリティ産業論、マーケティング論)から3科目以上履修することとなります。
また、スポーツ・サービス系を専攻する学生は、教養科目の「現代人とヘルスケア」「スポーツのサイエンス」「スポーツと現代社会」「スポーツの歴史と発展」から3科目を取得することが望まれます。
2. 授業方式
各科目にはその内容により、講義方式だけでなく、講義と実験・実習が有機的に結合した方式を採用します。とくに展開科目については、企業や自治体をはじめとした諸施設での実習を取り入れた授業も導入します。例えば実際のフィットネス施設やホテルで研修をおこなうことによって、問題を明らかにしていくといった手法を積極的に取り入れます。
小集団教育については、1回生で「基礎演習」、3回生で「専門演習」、4回生で「卒業研究」を置きます。専門演習では実習・実験的側面を重視します。
3.インターンシップについて
サービス・マネジメント・インスティテュートでは、志摩スペイン村、ヒルトン大阪、ミズノ、モクモクファーム、びわ湖ホール、近畿日本ツーリスト、等、様々なサービス分野で活躍する企業やNPO法人と協定を結び、インターンシップを実施しています。これらはインスティテュート科目「国内インターンシップ(文理総合インスティテュート専門科目)」として認定するもので、学業へのフィードバックを目的とするものであり、その後の研究・勉学、学生生活の改善、目的意識の明確化などに役立てることが期待されており、実地研修により就職の適正を確認することは副次的目的に過ぎません。したがって、実地研修は重要な構成要素であるとはいえ、授業のあくまでも一部に過ぎず、事前指導・事後指導、事前事後の自主的な研究を含めてこの授業が成り立っていることを理解しておいてください。詳細は講義概要を参考にすること、また、6月頃にガイダンスを実施しますので、希望者は必ず参加してください。
Service Management Institute
養成する人材、進路等について
1.人材養成の目標
サービス・マネジメント・インスティテュートでは、ヒューマン・ウェルネスの意味(人間にとっての心身両面にわたる快適さ)を理解するとともに、それを達成するためのサービス事業において、サービスの質的向上を追求することのできるマネジメント能力を養成を目的としています。
2.予想される進路等
具体的には、レジャー(余暇)、スポーツ、健康等のサービスに対する経済、社会さらには人間的ニーズの発展および観光、レジャー・スポーツ・健康関連等のビジネスの経営戦略とハード・ソフト両面にわたる管理について研究し、それらの分野で活躍できる人材を養成します。
なお、このようなマネジメント能力を備えた人材は、以上のような分野に限らず、一般の企業のなかではもちろん、国家・地方公務員としても必要性を増すものと考えられます。
Service Management Institute
カリキュラムについて
1.必要科目・選択必修科目、履修指定科目について
- (1)必修科目は卒業までに必ず修得しなければ卒業できません。 「外国語」12単位が必修(詳細は各回生の「履修の方法」の章を参照)
- (2)選択必修科目は指定される科目群の中から必要単位を選択して、卒業までに必ず修得しなければなりません。
- (3)履修指定科目はその配当された回生で必ず履修しなければなりません。但し、単位の取得ができなかった場合に再度履修し直す必要はありません。
2.その他の履修上の留意点
1回生小集団科目「基礎演習」は、クラスが指定されています。指定クラスで受講登録を行ってください。
3. コア的基礎科目について(2002年度以降入学者適用)
サービス・マネジメント・インスティテュート専門科目一覧において、下線を付した以下の科目をコア的基礎科目として位置づけます。これらの科目は各系列の核となる科目であり、自らが志向する系列のコア科目については、優先的に履修し、学修することが必要です。 但し、他系列のコア的基礎科目も5科目中3科目以上は履修するようにしてください。
| ヒューマン・サービス系 | スポーツ・サービス系 |
|---|---|
| サービス・マネジメント論 | ヒューマンライフ論 |
| サービス消費論 | トレーニング科学 |
| 健康産業論 | 運動生理学 |
| ホスピタリティー産業論 | ウェルネス論 |
| マーケティング論 | 生体機構論 |
資格取得支援
1. 「健康運動実践指導者」の資格取得について
「健康運動実践指導者」とは
健康づくりのための運動実践者に与えられる称号の一つで、医学的基礎知識、運動生理学の知識、健康づくりのための運動指導の知識・技能を持ち、健康づくりを目的として作成された運動プログラムに基づいて、実践指導を行うことが出来ると認められた者に与えられる資格です。(財団法人 健康・体力づくり事業財団)健康運動実践者の養成事業は、平成元年から厚生労働大臣認定事業として推進され、生涯を通じた国民の健康づくりに寄与する目的で創設さています。生活習慣病を予防し、健康水準を保持・増進する観点から大きく貢献してきています。
資格取得の方法
サービス・マネジメント・インスでは、体育系大学と同様の「健康運動実践指導者」の養成校としての認定を受けています。本インスの学生は、資格取得のための養成講習会(受講料は約17万円)を受講しなくとも、下記のサービス・マネジメント・インス科目を中心とする全16科目を単位取得(見込みを含む)すると、検定試験を受験する資格が得られます。
資格取得の利点
スポーツ関連の資格は他にもありますが、フィットネス関連の企業や公共スポーツ施設では、この「健康運動実践指導者」の称号資格を持った人材を一定数雇用しなければなりません。フィットネス産業ばかりでなく、一般産業でも少子高齢化社会に向けて健康関連事業を展開する傾向があります。将来フィットネス企業に就職を希望している学生や健康関連に事業を展開しようとする企業に就職を希望する学生には、本資格の取得を勧めます。
2006年1月1日現在、健康運動実践指導者の登録者数は、全国で20,129名(女性13,338名、男性6,791名)おり、様々な分野で活躍しています。なお、本インスにおいては、受験予備調査(実技試験の種目届け出を含む)を3回生時4月に行います。受験申し込みは3回生時9月、実技試験は3回生時11月、筆記試験は3回生時2月に行われます。(2007年度実績)詳細については、学びステーション(文理インス事務局)で確認してください。
| 健康増進センター、保健所、保健センター、など | 2,137名 |
| 病 院、老人福祉施設、介護保険施設、など | 3,762名 |
| アスレチッククラブ、フィットネスクラブ、など | 4,932名 |
| 会 社、団 体(健康管理部門)、など | 83名 |
| 学 校 | 787名 |
| フリーで活躍 | 1,179名 |
| その他(学生を含む) | 11,728名 |
2009年度登録者数 24,608名
※財団法人 健康・体力づくり事業団ホームページより抜粋
注意すべき事項(授業履修について)
本資格取得を目指す学生は、下記の16科目総ての単位取得(見込みを含む)が必須です。
| 科目名称 | |
|---|---|
| ウェルネス論 | スポーツ医学 |
| ヒューマンライフ論 | エクササイズ・プログラミング論 |
| 運動生理学 | スポーツ指導特論Ⅰ |
| 運動学習・制御論 | スポーツ指導特論Ⅱ |
| 生体機構論 | スポーツ指導特論Ⅲ |
| スポーツ栄養学 | スポーツ方法論Ⅰ(種目を問わず) |
| トレーニング科学 | パフォーマンス測定評価Ⅰ |
| スポーツ心理学 | スポーツ傷害・救急処置 |
2. 「トレーニング指導者」の資格取得について
「トレーニング指導者」とは
トレーニングの対象や目的に応じて、科学的根拠に基づく適切な運動プログラムを作成・指導するために必要な知識を習得したと認められた者に授与される資格(特定非営利活動法人 日本トレーニング指導者協会)です。競技スポーツ分野において選手の体力強化や傷害予防を目的としたトレーニング指導を行う専門家(トレーニングコーチ、ストレングスコーチ、コンディショニングコーチ、スポーツコーチ、地域スポーツ指導者、教員、アスレティックトレーナーなど)や、一般人を対象としたトレーニング指導の専門家(フィットネスクラブのインストラクター、一般人を対象とした運動指導者、パーソナルトレーナーなど)として活動するための基礎資格として位置づけられています。
資格取得の方法
サービス・マネジメント・インスでは、2007年度より「トレーニング指導者」の養成校としての認定を受けています。本インスの学生は、下記のサービス・マネジメント・インス科目を中心とする全16科目を単位取得(見込みを含む)すると、資格取得のための養成講習会(一般科目8 領域18 科目・合計36 時間、専門科目5 領域18 科目・合計36 時間、受講費用110,250円[テキスト代別・税込、2007年度実績])の受講が免除され、1月に実施される認定試験を受験する資格が得られます。
注意すべき事項(授業履修について)
本資格取得を目指す学生は、下記の16科目総ての単位取得(見込みを含む)が必須です。
| 科目名称 | |||
| 運動生理学 | 第2セメスター | スポーツ指導特論Ⅱ | 第5セメスター |
| 生体機構論 | 第2セメスター | スポーツ・マネジメント論 | 第5セメスター |
| トレーニング科学 | 第3セメスター | パフォーマンス測定評価Ⅰ | 第4セメスター |
| エクササイズ・プログラミング論 | 第4セメスター | スポーツ栄養学 | 第6セメスター |
| スポーツ指導特論Ⅰ | 第4セメスター | スポーツ指導論 | 第6セメスター |
| スポーツ・バイオメカニクス論 | 第4セメスター | スポーツ心理学 | 第6セメスター |
| ヒューマンライフ論 | 第4セメスター | トレーニング計画管理論 | 第6セメスター |
| スポーツ傷害・救急処置 | 第5セメスター | パフォーマンス測定評価Ⅱ | 第5セメスター |





