スポーツ健康科学部ブログ : 2011年6月 アーカイブ
2008年6月30日に腹腔鏡術による胃3分の2切除をしてから3年が経つ。
2007年度1年間の学外研修のために健康診断を受けてなかったもので、帰国して間も無くの4月初めに「人間ドック」に入った。胃中央上部に「怪しい影」が見つかり、内視鏡での検査をすることに。担当の医師とモニターを見ながらの検査だった。その先生は、「あっ、これはガンでしょうね!?」と「あっけらかん」と言ってくれた。正式には、内視鏡検査後程なくして、件の先生から電話にて「告知」されるということに。
1年間の海外生活のうち、7-8月とフィンランド・タンペレに滞在したのだが、好んで通った湖畔の公衆サウナの体重計に乗った時に半ば「覚悟」は決まっていた。出発前に72kg程あった体重が65kgに満たなかったのだから。
主治医(執刀医)が「慌てることはないので、手術は夏休みにしましょうか?」と言ってくれたが、「留学前から約束していた仕事があってキャンセルでない。出来るだけ早くしてください」ということで決定したのが、6月30日だった。「休講」は、各講義とも1回だけにしたかったので、兎に角、早く退院出来る「腹腔鏡術」を選択した。そう言えば拙著『「地球の時代」の健康を考える』でも「腹腔鏡術」のことに触れさせてもらったのは1995年。医療技術も格段に進んだ状況の下で、当の主治医(執刀医)の場合も、すでに2000回以上の実績があるとのこと。
「俎板の上の鯉」よろしく何の不安もなかったが、「休講1回だけ」の方が余程気に掛かっていた。主治医曰く「80歳のご婦人が8日間で退院というのが最短記録だけど、男は結構痛みに弱くてね・・・まあ、頑張ってみますか」!? また、金曜日に入院して月曜日の手術を迎えるまでが緊張の連続だった。「腹腔鏡術中の万一の事故」とか「輸血による肝炎の可能性」とか、「人によっては全身麻酔が術中持続しないことがある」?などなどの話を聴いた上で「同意」するのだった。後から聴くと、全て同席していた妻の方が卒倒するほどの「怖い」話だったが、私の緊張の理由は他にあった。
金・土・日と相部屋の他の手術予定の患者さんたちが、「血糖値が高い」「熱が出てきた」などの理由で、手術が延期になるのだった。兎に角、体調を万全にして予定通り月曜日に執刀してもらわないと。術後は、翌日集中治療室から病室に動くことから「リハビリ」が始まる。ベッドで上体を起こす時の引き攣るような痛みは大変だったが、「8日で退院しなければ。」の一念が勝っていた。
復帰した最初の講義中に、こうした「顛末」を紹介したことに対して、講義終了後に遣って来た学生が、いみじくも発した言葉が「先生、健康でないと、病気にも罹れませんね!」だった。藤松忠夫氏の『健康のためなら死んでもいいーなぜ「命より大切な健康」なのかー』(ゾディアック叢書、2000年)という興味深い書物もあったが、学生が私に掛けてくれたこの言葉、蓋し至言だ。 mm生
<RecOだより64>
入道雲がもくもくと立ち上る季節となりました。先週中盤から夏本番を感じます。【香】先生が、「きれいな雲なので」と語りながら、インテグレーション・コア6Fから琵琶湖の上に元気よくあらわれた入道雲の写真を撮っていました。そのうちご紹介があるでしょう。
先週の「スポーツ健康科学セミナーⅡ」のゲストスピーカーには、公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団の事務局長として、この財団を立ち上げた岸川さんにお越し頂きました。本学の先生方の多くもこの財団の研究助成に採択されており、馴染みの深い財団です。
今回のお話しは、表題にあるように、キャリアを考える内容でした。岸川さんのヤマハ発動機での仕事、体験、公益財団法人ヤマハ発動機スポーツ振興財団を立ち上げから現在までの道のりの中で経験し、考えてこられたことを密度濃くまとめて頂きました。
まず、キャリアデザインについて、人生と仕事について次のような時間比率から、
仕事時間 : 自分時間 : 寝る時間 = 1 : 1 : 1
仕事時間 : 自分時間 = 1 : 1 (人生の3分の2)
仕事時間 + 自分時間 = 人生 (自分らしくどう生きるか)
の式が成り立つことからキャリアデザインについての考え方を示され、その中で、そのキャリアデザインを人生のキャリアデザイン、仕事のキャリアデザインに分けてその内容を説明しました。
① 人生のキャリアデザイン
= 納得いく人生 → 生活・結婚・家庭・子供・親戚・地域・・・・
仕事・顧客・協力者・部下・会社・・・
社会的責任 ・・・人間的成長 ・・・
② 仕事のキャリアデザイン
= キャリア(人生の仕事の部分)+デザイン(創造する)
↓
『 自分の人生の仕事の部分を、自分で自分らしく作り上げていく』
仕事のキャリアを積み上げる上で、『期待される社会人(企業人)の人間像』については、次の点をあげて説明があった。
1.現場感覚
2.コミュニケーション能力
3.洞察力
4.リーダーシップ
5.決断力
6.統治能力
7.先見性(正しい時代認識)
8.本質を探る能力
9.構想力
10.企画力
11.自分に厳しい眼
12.高邁な理念と実行力
13.人を動かす熱意・情熱
14.人脈(ネットワーク)
15人間的魅力
16.語学力
逆に、よろしくない態度としては、
・仕事をプロテクト、パス
・責任をとらない
・先送り
・事なかれ
・評論家
学生に向けては、横軸に所属する関係先・空間が示され、縦軸に年齢を取った図を示しながら、図の真ん中にある今の学生時代に体験すること学ぶことを明確にした上で、図の右上に向かってどのルートで進むのかを語ってもらいました。このことを考える上で、次の観点を持つことをアドバイスしてもらいました。
① 頭は柔らかく・視野を広く
② 物事の根本を考えるようにする
③ 視点を高く・自分の人生を考える・世代を考える・どんな時代を生きるのか
(世界と日本と自分)
そして、最後に、「夢・目標にチャレンジすると光が見えてくる。次がみえる」。もし、見つけにくい時には、何かにトライして一歩踏み出すことを積極的に行うと何かがみえてくる、と明快なアドバイスと激励を頂きまいた。
企業人として社会人として、素敵なキャリアを歩まれた岸川さんの貴重な経験・体験・仕事を通じたエッセンスの詰まった講演を頂きました。ありがとうございました。
【忠】
夏のような暑さが続いていますが、
みなさん、いかがお過ごしですか。
今週、スポーツ健康科学部の学生は、
6/22 (水) 〜 6/24(金) に、1回生・2回生ともに、
TOEIC-IP を受験しました。
私も、木村講師・山本講師の助けを借りながら、
試験監督補助を務めていました。![]()
スポーツ健康科学部の学生は、現在、
年2回、TOEIC-IP を受験しているのですが、
これは、びわこ・くさつキャンパスにある
学部の中でも、生命・薬学部と並び、
最も恵まれた環境にあります。
この事からも、スポーツ健康科学部で、
英語が非常に重視されていることが分かります。
一人一人の学生が、それぞれの目標を達成し、
スポーツ健康科学部での、学びの成果が
出て欲しいものです。
それでは、また。失礼致します。
敦
今回は、私のスポーツ指導実習授業の受講者の渡部未来(わたなべみく)さん(スポーツ健康科学部1回生)に課外活動の様子を聞いてみました。
渡部さんは、女子陸上部に所属する長距離部門の選手です。高等学校時代、1500m種目で国体3位になるほどの実力のある選手です。
私は渡部さんにお話を聞いてみたいと思ったのは、体育館を走り回るランニングフォームを観察して、奇麗なフォームだな・・と、そしてこれまでの長距離選手にないバネの強さを感じたからです。その為、疲労による怪我のケアにも十分気をつけてほしいと願うこともお話を聞きたいと思ったもう一つの理由でした。
渡部さんは小学校から中学までバレーボールの選手で活躍しており、たまたま中学校時代で陸上の試合に出場したところ(陸上競技部のメンバーが少なくバレー部へ出場の依頼があったそうです)、地区大会から勝っていくことで長距離の魅力を感じたそうです。
高校から長距離の練習を本格的に始めたそうですが、バレーボールを続けていても活躍するだろうな~と感じる選手です。
スポーツ指導実習授業のバレーボール種目において、男子学生以上のスパークを打つ姿に驚きました。
多くの男子学生は彼女のサーブとスパイクをレシーブできなくて、涙、涙、悔し涙。
ところで、女子陸上部長距離選手は、基本的に合宿所生活をしているそうです。部屋は個室だそうですが、栄養面に配慮した食事管理が徹底しており選手らは非常に大変気に入っているようです。自宅生並の門限がある程度で、点呼で起床し点呼で消灯するといった生活環境ではないそうです。
朝5時に起床し5時30分頃にクインススタジアムに集合し、各自の準備運動後、約1時間程度の合同練習を行っています。今日は10kmのペースランニングを行ったそうです。1km4分ペースでのスタートで、中盤は1km3分40秒ペースのランニングだったそうです。朝からかなり速いペースなので、毎日このプログラムをこなす選手らは本当に凄いと驚きました。でも毎日のことだから特に大変ではないですよと簡単に答えてくれました。
夕方は、4時30分からの練習スタートで、朝より早いペースでの10km以上のランニングと200mランニングの繰り返し(インターバルトレーニング)などを今週は行っているそうです。
渡部さんは、将来「運動嫌いな子供を対象としたスポーツ教室のインストラクター」になることを目標に勉強しているそうです。というのは、渡部さん自身が子供の時に喘息を持っており運動嫌いだったそうです。しかし、ご両親の勧めもありいろんな競技を行った結果、喘息も治りまたスポーツが面白くなり現在に至っているそうです。その経験を子供らに教えたいそうです。
お話を聞かせていただき、将来立命館のチームを引っ張ってくれる選手だなと心身の強さを感じました。
この夏4回生の田中華江さん(チームキャプテン)を目標に練習して、仙台での大学女子駅伝をはじめ都道府県対抗駅伝や世界向けての大会で活躍してくれることを願っています。
今回は、渡部さんにお話を聞きましたが、女子陸上部は本学で1~2番を争う花形チームです。秋にはスポーツ健康科学部の仲間が、仙台の街(10月23日 杜の都全日本大学女子駅伝)で活躍した様子などを伝えたいと思っています。
今日は本当に暑い一日です。
朝9時30分にお話を伺ったのですが、汗だく。
午後からの練習、熱中症には気をつけてくださいね。
でもクインススタジアムの緑は最高でした。
【shine】
Hassyです。暑いですね。先週の基礎演習もアツかったです。
私はプレゼンが苦手です。
幼稚園教諭になりたくて短大に入学しましたが、学生時代、部活のトレーニングや授業の疑問から、研究の謎解きにはまっていった結果、今にいたっています。研究結果を伝えるためには、プレゼンで研究を分かりやすく伝えることが大変重要になります。どうすれば、万人に分かりやすく説明できるか、思考錯誤の連続です。特に、学会発表において大勢の人の前で研究報告や、限られた時間内で端的に分かりやすく伝える能力が重要で、時と場合によっては、自分を売り込むための手段にもなります。無理やり学会発表しなくても、論文を書いた方が業績になるのですが、プレッシャーを感じながら研究報告するきっかけと、次の実験へのステップになるので、敢えて発表するようにしています。また、発表することで同じような研究をしているグループとディスカッションでき、新たな研究の方向性に気づくのも、大きなメリットになってきます。
スライド作りの原点は大学院修士の発表会でした。紙芝居作りのように、プレゼンのスライドをつくり、プレゼンが苦手な私は指導教員の先生の前での発表や、同期の仲間や先輩からもアドバイスを頂きながら何度も練習し、自覚しない間に丸暗記していたことが懐かしいです(暗記は全く無意味ですが)。
そんなことを振り返りながら、今週の火曜日はラン智タイムFDセミナーで、Sanada先生司会のもと、研究トピックスの報告を担当させていただきました。(研究内容の報告については、論文が通ってからブログで?!と思っています)ちょうど昨年の今頃、NS研究会で発表させて頂いた際、忠先生から「プレゼンしている自分を演じればいいんよ」と、アドバイスいただいたことを思い出しました。「演じる」簡単な響きですが、私には困難を極めます。このアドバイスを頂いてから、重要なプレゼンのたびにその言葉を思い出します。今週のプレゼンは好きな研究のことだったにもかかわらず、納得いく発表にならなかったのですが、先生方がたくさんの質問、コメント、アドバイスをくださったお陰で、とても楽しい刺激と次の実験へのステップが明確になった気がしています。ご意見をくださったことにとても感謝しています。1つ1つの意見を大切に次へ進みたいと思っています。ありがとうございました。
「能力がなくても、一流を目指して努力を重ねることで、限りなく一流に近づくことができる」ような気がしています。生物学的に考えてみると、「努力を継続できる力は、能力がない者に備わって行く能力」なのでは?などと都合良く思うようにしています。
今年度は、大学院の1期生が2年間の集大成である修士論文の完成を目指します。発表会はまだ先ですが、スポ健初の修了生を陰から密かに応援しています!香
助教部屋の靴入れです。昨年、伸先生が買ってきてくださいました。先日、キム哲先生が名前をはってくださいました。ありがとうございます〜。結構気に入ってます(^-^)
「ブログに載せてくださいよ〜」というリクエストにお答えして、掲載しました。
1番上:キム哲先生
2段目:伸先生
3段目:私。
研究分野も性格も、全く異なる助教3人トリオですが、時折、いろんな話を展開しつつ、自然体で仲良くやっています。
キム哲先生も伸先生もプレゼン能力は非常に素晴らしいのでお手本にさせてもらっています。
5月の連休の時と同様、今回もJR石巻駅前の「駅レンタカー」が使えた。こうしたこと一つ一つが「復旧」の兆しではある。第一そして第二内海橋を越えて、旧北上川河口付近東岸の湊地区:にはいった。牧山の裾野と旧北上川に挟まれた比較的幅の狭い地域だけに被害が大きかったようだ。そして、渡波地域に至る幹線道路は一部陥没していて土砂に埋まり、轍も出来るほどの荒れた道になっていた。自動車の走行もまま為らないところがあった。道路から川岸沿いの建物の被害が特に大きい。湊地区を経由して、サンフアン・パークに向かう途中にあるのが渡波地区だ。石巻湾に面していて津波の被害はやはり甚大だ。海岸から1キロ弱の幹線道路沿いの建物は軒並み津波に浚われてしまっている。道路も陥没したりして、ところどころで渋滞している。
「サンファンパーク」は、伊達政宗の命を受けた支倉常長ら「慶長の遣欧使節」が乗船して、メキシコまで太平洋の波濤を越えていった500石船・サンファン・バウティスタ号が復元されて台座に収まって展示されているところだ。今回の津波で、マストを折るなどの被害があったようだが、しっかりと台座におさまっていた。公園内の博物館は、地震の被害があったようだが、現在も避難場所として使われている。一度逆戻りして牡鹿半島の尾根伝いを走る「コバルトライン」を走って行こうとしたが、入り口から少し入ったところで「通行止め」だった。「コバルトライン」入り口から少し北に位置する女川を経由して、海岸道路沿いに谷川に向かうことにした。
女川の被害については、凡そ把握していたつもりだったが、眼前に広がってきたのは「瓦礫の原」。岸壁付近の建物は跡形なく浚われてしまっている。かなりの高台まで、建物はほとんど残っていない。湾口が広く奥に萎んだ女川の地形が、殊更、津波の被害を大きくしたようだ。町役場も、高台にある小学校を借りて臨時の業務をこなしているという。そして、標高37メートルほどのところにある町立医療センターの1階部分まで津波が押し寄せたというのである。情けないことに、こうした「惨状」を目の当たりにして、それ以上奥の谷川まで行く気力が失せてしまった。「がっくり」して石巻まで戻った。またまた、目的を果たせなかった。
今回もそうだが、現地の人々や若い自衛隊員の何人かと話が出来たりしていて、「災害」の深刻さということについては、「臨場感」をもって考えることができる。そして、例えば学校保健制度を裏打ちする「学校保健安全法」のとくに「安全」は、どこまでの守備範囲として「想定」されていて、それが今回の大震災に際しては、どのように「効力」を発揮することになったのか、といった点での研究者としての関心が頭を擡げたりもする。しかし、そうした想いをどのように復旧・復興まで繋げていけるのか。「為す術を持たず」といったところだ。
メディアの映像で何度も映し出された門脇小学校は、階下部分は津波ですっかり破壊されており、加えて火災によって完全に「廃墟」と化している。現在、学校機能は、裏手の山に続く鰐山にある門脇中学校の校舎を借りて何とか果たされている。小学校を背にして周辺を眺めると、一面「瓦礫の原」。約1㎞先に広がる雲雀野海岸からの津波をまともに受けてしまった地域だ。この付近には、拠点病院としての石巻市立病院があるが、周辺は依然として瓦礫の山で、この間の雨の影響だろう、道路も「泥んこのでこぼこ道」と化しているのだ。
少しの「救い」は、馴染みの蒲鉾屋、菓子屋そして床屋などが営業を再開し出しているということだ。 mm生
<RecO だより 63>
スポーツ健康科学セミナーⅡにおいて、
6/9 木村季由 先生(東海大学准教授 ラグビー部監督)
6/16 柴田 麗さん 尾崎道大さん((株)明治、ザバス担当)
の講演を頂きました。
木村先生からは、この間13年間のラグビー部強化を通じて考えてこられたことを中心に話して頂きました。13年前に就任時は、リーグ戦グループ2位のチームを任され、近年はリーグ戦4連覇、ここ3年間は大学選手権ベスト4以内(2010年は惜しくも準優勝)の強豪チームに育ててこられました。1時間の講演では、語り尽くすことはできませんので、要点をかいつまんで披露頂きました。そのいくつかを以下にまとめました。
日本体育大学を卒業後、社会人経験を経て、日本体育大学の専攻科、大学院研究科へ進学、そのあと助手として2年間勤務。この頃に学んだこととして、
①心構え(attitude)を養う
②研究(勉強)の方法を学ぶ
③客観的視点を持つ
④知識欲を高める
直接、現場指導につながるものばかりではないが、考え方のベースとなり、身につけたものの置き換え、応用する力となった。
2.東海大学就任時の目標設定は、「大学日本一」
その内容は、「大学選手権優勝」そして「日本一良いクラブ」
全てはこの目標実現に向けて、『覚悟を決め、腹をくくる』。前者は競技力の向上、後者は、「良いクラブ」の中身を議論しながら、日常の規律も高めながら、かつ妥協せずに前進させていった。
また、実現のために、125名の選手、20名のスタッフ全員に役割があり、クラブの目標に向けて、必要な人材として各自が動く。特に4回生がしっかり動くような文化を創り上げてきた。
3.目配り、気配り、思いやり
合宿所のあり方の中で、地域の一つの存在として意識する。この地域に「東海大学のラグビー部の合宿所があって良かった」という存在なる。そのため、週2回の地域清掃活動もイベントにせず、日常の一つとして取り組む。準優勝した翌日も「通常通り地域清掃活動」。
4.理想と客観(あるべき姿)
自分たちが目指すものは何なのか?どうなりたいのか?どうあるべきなのか?これらを具体的に越えに出してみる。また、指導者は諦めずにいいつづける。
大切なことは、漫然としたものでもイメージを持つこと。自分に何ができるのか。何ができないのか?何が必要なのか?そしてどうあるべきなのかを常に意識させる。本人として、そしてクラブとしてのあるべき姿を意識させる。
5.最後に
「人は一人では生きていけない」
「人間が幸福を感じる三要素。やりたいこと、やるべきことがあること、それができること。(高樹のぶ子)」
大学は、上記の三要素を探せる絶好のチャンスである、ということで締めくくって頂きました。
6/16のゲストスピーカーに講演は、2名体制によるはじめての講演でした。
最初に、尾崎さんからお話し頂きました。尾崎さんは、福岡大学法学部を2001年に卒業され、明治製菓(現在、明治)に入社されました。大学時代は、アメフトの選手として活躍され、一方で怪我も多かったようです。就職活動の時に、「スポーツに携わる仕事がしたい!」ということでスポーツ関連の仕事を探され、栄養・サプリメントで選手に貢献したい、ということで同社に入社。ただし、入社してから、毎年「ザバス」を担当したいという希望をもつが、「イソジンうがい薬」の担当を長く勤めた後、念願かなって2008年から担当となり、ザバスのマーケティングを担当している。この間、社内で自分の希望を言い続けたこと、同時に、任された仕事を最大努力で実践してきたことが、自分のやりたい仕事(担当)につながったとお話し頂きました。
もう一人の柴田さんは、ザバススポーツ&ニュートリションラボ所属で栄養サポートが主な仕事。この間の経歴は、武庫川女子大学体育学部卒業、その後、栄養士の専門学校(2年間)で栄養士の資格を取り、管理栄養士の資格を取るために必要な栄養士の実務実習をするために健康食品の会社に勤める。さらに、筑波大学大学院で修士号も取り、スポーツ栄養士のセミナーでAB先生に出会い、諦めかかけていた「スポーツ栄養」に携わるために、現職につく。ザバスの世界観「スポーツ界への貢献、日本の健康なココロとカラダづくり」を実現するための現在の活動状況を丁寧にお話し頂きました。
若いお二人ならびに食品関係への興味・関心のため、質疑応答は今までの中でも一番活発でした。授業後も残って頂き多くの質問を受けて頂きました。ありがとうございます。
【忠】
梅雨の中休みも終わり、また雨の日が続いていますが、
みなさん、いかがお過ごしですか。
私が担当している二回生向けの英語P3では、
英語で、ディベートとパネルディスカッションを
行うことが出来るようになるの事を、到達目標にしています。
今月に入って、中間発表が行われていて、
毎回、必死に準備をしながら、授業に臨んでいてくれています。![]()
左は、ディベート
右は、パネル・ディスカッションの様子です。
スポーツ健康科学部では、発信型の英語教育カリキュラム ですので、
受験生のみなさん、きちんと高等学校で、発表するための英語の基礎力を
身につけておく事が、とても重要です!
自らが主体となって、積極的に授業に参加してください。
それでは、また。失礼致します。
敦
スポーツ健康科学部に、「あいつはいろんなことに頑張っている」と信頼されていると仲間が多くいます。
今回はその仲間の中から横山周平君(スポーツ健康科学部2回生)に忙しい時間を頂戴してお話を伺いました。
横山君は、オリターで活躍してくれているばかりか生活協同組合学生委員としてもスポーツ健康科学部を支えてくれています。
仲間らは、一言、「めっちゃ頑張ってる奴」。
実は、今回彼が日頃取り組んでいるサークル活動に私は興味を持ったのです。
横山君は、フットサル(日本フットサル連盟:日本サッカー協会の傘下の団体)のAll.1(オール ワン)というチームに所属しています(BKCには約10チームぐらいあります)。
まだ歴史の浅いチームですが、昨年度は滋賀県代表で関西学生リーグにおいてベスト4に入る強豪チームです。
サークルとしては登録団体ですが、まず同好会に昇格し、将来は体育会のチームとして位置づくことを目標に活動しているチームです。意識は準体育会としてかなり高いそうです。
また滋賀県社会人リーグ1部に所属しかなり、注目されているチームでもあります。
横山君は、そのチームのゴールキーパーの選手として活躍しています。縦(38m-42m) × 横(18-25m)と狭いコートに5名(1名はゴールキーパー)が動き回る競技で、サッカーのゴールキーパーとは少し動きや役割が異なるそうです。
ハンドボールのゴールキーパーに近い動きをするのかなと思います。
また蹴りだされるボールの速度が速いことから、選手の視界に入らない展開も多く、ゴールキーパーの的確な指示も必要だろうなとお話を聞き感じました。
明日19日(日曜日)、全日本大学フットサル選手権に向けての滋賀県予選(びわこ成蹊スポーツ大学会場)が行われます。
ぜひ、昨年と同様、びわこ成蹊スポーツ大学(体育会)に勝って、関西の頂点に立ってもらいたいと願っています。
全国でも関西のレベルが非常に高いそうですよ。ほとんどの大学が体育会で、学内の施設を使っての練習だけど、横山君らは学外の施設を用いての練習だから大変。何年後かの体育会昇格目指してチーム一丸となって頑張ってくださいネ。
横山君はプロスポーツのマネジメントはじめスポーツイベント企画などに興味を持っているそうです。
今後さらにスポーツマネジメント系での学びを積極的に取り組みたいと大きな夢を語ってくれました。
2回生って、将来の夢に向かって走り始める時期でもあります。「俺は、こんなこと頑張ってるよ」「こんなこと、勉強を始めたよ」と仲間に話し、また仲間の話を「そっか~、俺も頑張るわ」聞いてあげるような仲間作りを皆に願っています。
全国大会に出場が決まったら、ユニフォーム姿のメンバーで登場をお願いします。
【shine】
Hassyです。前期も中盤にさしかかり、各授業も一定のリズムを掴みつつあるように感じます。
先週、大阪体育大学の石川先生が測定に来られました。石川先生は、大阪体育大学で修士を取得した後、フィンランドのユバスキュラ大学で学位を取得され、そのままDr. Komiのもとで、研究員として働いていらっしゃいました。大学院では1年違いだったので、毎日のように顔を会わせていましたが、彼は出来の悪い私とは正反対でとても優秀で別格でした。
6月14日(火)、経済・経営学部で開講されている「ウェルネス論」での講義内容に関わって。
この日の「テーマ」は、「学校保健での健康づくり」だった。保健行動科学を学問的な拠り所としながら、自己実現を図る実践的な「健康づくり」としてのウェルネスの発想の中にあって、教育の場における健康づくりの支援である学校保健をどのように位置づけて行ったらよいのか、について考えてもらった。
すでに学習済みの「ヘルスビジネス」による健康づくりの支援に関わっては、兎角私たちは「社会的地位の保全・向上」に敏感であるだけに、例えば、「Money is the key all doors open.」よろしく、「顕示的消費」としての健康づくりが起こったりもする。そうした構図と比較して学校保健はどうなのか?ということを考えてもらうことにもなる。
そもそも学校保健は、母子保健・職域保健・高齢者保健と密接に関わりあいながら「総合的保健」の一翼を担っている。1978年の「アルマ・アタ宣言」にみる「プライマリー・ヘルス・ケア」の観点から言っても学校保健の役割は重要なものであるが、さらに1986年の「オタワ憲章」以降の世界的な「ヘルス・プロモーション」の流れの中でも、十分に光彩を放つものではある。
しかし、学生の「イメージ」は決して芳しいものではない。彼らの想い描く「学校保健」は、保健室・学校健康診断そして「保健室にいる保健の先生」(養護教諭のこと。月曜日の「研究入門」の時には、「保健室にいる白衣を着た医者みたいな人」とある学生は答えてくれたが。)といったところだ。
こんな遣り取りをしていると、ついつい、あの吉 幾三が津軽訛りで「おら、こんな村いやだ! おら、こんな村いやだ! 東京へ出るだ・・・」と熱唱する中に出てくる「・・・レーザーディスクは何者だ?」の歌詞と重なってしまって「学校保健て、何者だ?」と想いたくもなる。
それでも、「保健室や健康診断」が出てくるだけでもましかもしれない。もともと、「健康な子どもたち」を主たる対象としているのだから、学校保健があまり強烈に印象に残らないくらいの方が、実は健康的かもしれない。もちろん、ここで忘れてならないのは、健康づくりの主体が、子どもだけではなく、教職員でもあるということだ。確かに、「過労死・過労自殺」に追い込まれるほどの「引き攣った」状態の先生方が子どもたちに康づくりを語っても全然説得力をもたない。
<RecOだより 62>
いまは梅雨の時期ですが,梅雨明けとととも夏本番です.今年の夏は,昨年のような猛暑になるのでしょうか?
いずれにしても,全国的に,エコを尊重して,「節電対策」が練られています.関西でも関西電力から夏のピーク時に10%削減するためのお願いがきそうな感じです.
大学でも,エアコンの開始時期を遅らせたり,設定温度を上げたり,通常より早い時期からクールビズスタイルでの勤務になりそうです.
スポーツ健康科学部では,実習系科目もあり,また普段から「熱い」先生も多いので,クールビズスタイルにもつかえるポロシャツを作成しました.これからこのポロシャツでの,クールビズスタイルで勤務する教職員が多くなると思います.
なかなかおしゃれなデザインです.【ab】先生のデザインです.白,紺,黒の三種類を作成しました.
先日,「ポロシャツデイ」を設けて,三色のいずれかの色を着用してもらい,記念撮影を致しました.
少し時期が早かったのか,黒色が多く目立ちました.
これからこのポロシャツをみかけましたら,『スポーツ健康科学部』の教職員でありますので,是非,お声かけ下さい.
【忠】
梅雨本番で、関西も雨の日が続いていますが、
みなさん、いかがお過ごしですか?
先週の火曜日、ラン智タイムセミナーの後、
私が担当している大学院科目の
アカデミック・プレゼンテーション の中間発表が行いました。
当日は、隆文先生、仁先生、聡先生、Hassy 先生を始め、
沢山の先生方にも参加してもらいって、
院生達が緊張しつつ、初めてのポスター発表を行いました。![]()
Hassy 先生も書いていましたが、今回、ACSM で
発表した 森4ma 君も、昨年のこの授業を取ってくれていました。
昨年度、この授業を受講してくれた他の学生も、
様々な場 で発表を行っていますので、とても喜ばしい事です。
今年の院生も、先輩に続いて、ぜひ色々な学会で、
発表してもらえたらと願っています。
それでは、また。失礼致します。
敦
6月4日(土曜日)、5日(日曜日)に行われた「スポキャン(スポーツ健康科学部キャンプ)」実行委員長の西澤侃(つよし)君に話を伺いました。4月にも報告しましたが、スポーツ健康科学部のオリター団は2回生で構成されており、彼らの企画すべてが初めてのもので全てが手探り状態。そのため他の学部の企画と比べ、準備に数倍の苦労があります。
きっと、今回実施された企画段階でもさまざまなトラブルを乗り越えての実施だっただろうなと。
西澤君らは、1回生が入学してくる前(3月)から企画の検討を行ってきたそうです。しかし、他の学部が行う「リーダーズキャンプ」の内容と異なることから、企画の練り直しを要求されたそうです(全学の学生間の調整会議等で)。当初スポーツ健康科学部らしさを出したいということから、スポーツ大会を主軸とした企画を検討していたそうです。
スポーツ健康科学部らしい企画にしたいと悩む彼らをサポートしてくれたのが、事務室の林兄貴(アニキ)と笑顔一杯の山浦先生だったそうです。二人のアドバイスもあり、単なるスポーツ大会ではなく、コミュニケーション能力を向上させるゲーム要素を含んだ「フラループ競争」や「グループディスカッション(自分が大切にしていることを語る、自分の長所を語る)」などの企画が練られたそうです。
特にゲーム感覚を取り入れたフラループ 競争では、作戦タイムなどを用いることによって、リーダーになる者、リーダーを支える者と役割分担が自然と決まり大変盛り上がったそうです。
参加者全員が満足したと言ってくれたことがオリターとして嬉しく、また自分たちを成長させたと西澤君は語ってくれました。特に準備段階では、2日間に行ったいくつかのプログラム企画を仲間に託し、西澤君は全体の調整役に徹したそうです。
体育会などの練習に忙しいオリターも多いことから毎日のミーティングはお昼休みに実施したそうです。そのことが仲間らの時間の制約も少なく、22名ほとんどが毎日集まって準備に取り組めたそうです。効率よく会議を進めるスポーツ健康科学部の技でしょうね。
しかし企画を終えて、22名のオリター全てが同じ達成感を持ったかどうか・・? 西澤君自身が、どうしても自分が頼みやすい仲間ばかりに業務を託し過ぎたことが反省すべき点だと話してくれました。また今回は山浦先生、小沢先生、佐藤先生らに参加して頂いたが、来年はもっと多くの先生に参加してもらって、スポーツ健康科学部しかできないスポキャン(スポーツ健康科学部リーダーズキャンプ)を企画したいと抱負を語ってくれました。私も必ず参加しますね。
ところで西澤君は、健康マネジメントに大変興味を持っており、フィットネスに行きたくても行けない高齢者にインストラクターを派遣するフィットネス人材派遣会社を立ちあげたいと夢を持っています。10年後にやってくる20歳人口の急激な減少、そして高齢社会への突入、そのために皆が健康づくりをもっと意識しなければならないと。そういった厳しい社会のために働く夢を語る西澤君は、本当にかっこよく、スポ健のリーダーとして力強さを感じました。
今回もスポーツ健康科学部の仲間は、将来の夢をしっかりと語れるところが本当にスゴイ‼と思いました。
西澤君に決めて頂きました。
写真は、林兄貴に提供していただきました。
【shine】
前回ブログではスポ健研究科修士2回生のMa2健君の活躍を紹介いたしました。
ACSMに参加された先生方が無事に戻ってこられ、スポ健にも活気が戻りました。最近、「この実験と仕事が終ったらブログを書く」と気分転換と自分へのご褒美になっています。ブログをきっかけに、視野が広がったようにも感じていて、観ることから学ぶ大切さを改めて気づいています。それと「必ず建設的な文章を書くこと」を自分の中の密かなルールにして楽しんでいます。先月、フロリダにあるNASA・ ケネディ宇宙センターから宇宙に出発したスペースシャトル「エンデバー」が最終ミッションを終えて帰還しました。小さい頃から、恐竜は大好きなのですが、
スペースシャトルにも魅力を感じていて、一度はブログに登場させたかったので、今がチャンス!と念願が叶いました。 そして、昨日の早朝、宇宙飛行士の古川聡さんが搭乗した宇宙船ソユーズが打ち上げられました。およそ5ヶ月にわたって、医学実験のため、国際宇宙ステーションに滞在するそうです (古川宇宙飛行士の医学実験ミッション)。 私が博士課程を修了した2008年、JAXAから日本で10年ぶりに宇宙飛行士の募集が新聞に公表されたことを思い出しました(JAXAホームページ)。
こんな本がありました。
「ドキュメント-宇宙飛行士選抜試験- 光文社新書 大鐘良一」
実際に危機的な状況に追い込まれると、自身でもどんな行動を取るか分かりません。震災後、危機管理力の重要性がよく取り上げられています。冷静な判断力はどうしたら身に付くのか、私にとっても大きな課題の1つです。
現在、彼女は学振 を取得して北里大学でポスドクをしています。農学部では発生生物学を専攻していたので、宇宙空間で生物の発生に興味を持って研究を続けていて、時々情報交換しています。目標とする仕事を目指して努力し続けていると、必ず、目標にしている仕事、もしくはそれに近い仕事につくことができるような気がしています。院生のみなさんも、きっと将来への不安を抱えながら研究活動を続けている人が多いと思います。不安に陥りそうになった時は、目標だけを見つめて、ひたすら進んで欲しいと感じています。香
6月6日(月)、担当している「研究入門」・後半クラスの授業が始まった。学生とは、4月初めに合同で担当者紹介・ガイダンスをして以来の再会だ。
改めて「社会科学的」アプローチの仕方について話をした。しかし、その前に、前回のブログでも触れた「カオス」の一くさりを。学生たちは意味が解ったようで、笑いが生じた。自然科学的アプローチの話は前任者のH先生から具体的・詳細に講義されてきているはずだ。それに比べるとこの「社会科学的」授業は、学生たちにとって「曖昧模糊」としたものに写るかもしれない。
初回なので、「科学とは?」そして「自然科学とは」また「社会科学とは」の説明と、具体的な研究成果の「発表」について、学会で適用される分類、例えば「総説」「原著」「研究ノート」などの分類にも触れたメモを配って、若干の説明を加えた。そして、「スポーツビジネス(ヘルスビジネスにも適用できる)のフレームワーク」の図を借用してきて、「スポーツする人(健康を求める人)」の周辺に位置する4つの要因である「モノ」「場所」「技術」「情報」が密接に関係し合う構造のもとに成立する「スポーツ(健康)」の中のどの部分を対象にして研究を進めるのかについて少し話をさせてもらった。
要は、こうしたスポーツ(健康)が成立しうる構造の「社会的な諸関係」について科学することが必要だということになるが、その「科学的」なことで全てが割り切れるものでもないということをつけ加えておいた。
例えば、「合計特殊出生率」の推移だ。これを大雑把ではあるが板書する。1947-49年の「第一次ベビーブーム」の時期から出生率は経年的に低下して1970年代の「第二次ベビーブーム」で少し盛り返し、それ以降現在の1.34までずっと低落傾向にあることが分かる。但し、この「第一次ベビーブーム」から「第二次ベビーブーム」のグラフの動きの中で「特異」な年がある。突然「出生率」がガクンと落ち込んで1.58を示すのである。翌年は回復する。一旦盛り返した「第二次ベビーブーム」後、この数値をとうとう下回って1989年に「1.57ショック」なるものが起こる。もちろん現在はその「ショック」以下の数値だ。
1966年・「丙午(ひのえうま)」がそれだ。学生諸君には、「科学的な目でもって、歴史の証人になってほしい」と願っている。同じ干支は60年に一度だから次は2026年になる。学生たちは、交々「俺ら35になるな?!」と。これだけ科学が進歩した時代にあってもこうした「因習」はなかなか手強いものかもしれない。
数値やグラフの陰に潜むこうした問題に光を当てていくのがまた「科学」でもあるということでまとめ、後半の30分ほど使って小レポートを作成してもらった。8つの「新聞記事」の中から、一番関心のある記事を選択し、「記事内容の概要」「そこから学べること」について記述してもらい、さらに大まかにではあるが、「記事内容から発生する問題関心」「そこから構想される研究テーマ」について記述してもらった。 mm生
<RecOだより61>
先週末まで、コロラド州デンバーの巨大なコンベンションセンターで開催されたアメリカスポーツ医学会に参加してきました。本学関係者の様子は【hassy】先生が詳しく書いてくれています。
この学会は、世界中からスポーツ医科学分野に関する研究者の発表、最先端の研究トピックするに触れる機会です。同時に、展示会場では、これらの研究成果を活用したトレーニング装置、トレーニング方法、サプリメント、研究分析機器、書籍などが展示・紹介されています。ただ、景気低迷の影響か例年よりもブースが少ないように感じました。
健康増進、スポーツパフォーマンスの向上にとっての王道は、「日常的なトレーニングの継続」にほかなりません。ただ、その継続へのモチベーションを高め、さらに効果的、かつ効率的な方法を人々は求めます。そのために科学的客観性、合理性を伴った商品を市場は求めています。一番手軽なのは、「飲むだけで○○の効果有り!?」の商品ですが、王道からはかなり外れますね。
この間、私自身は従来にないコンセプトで、従来には与えられなかったトレーニング刺激が実現し、選手のパフォーマンス向上に貢献できれば、といつも願って研究開発に取り組んでいます。このテーマに関して、これまで特許申請も経験してきました。ただ、インパクトが小さいのか、マーケットが小さいのか、実用化へはもう少しハードルがあります。研究成果と合わせて、大きなインパクトにしていきたいものです。是非とも、「飲むだけで○○あり」を凌駕するものにしたいですね。
http://www.ritsumei.ac.jp/~isaka/
【忠】
梅雨の便りが聞こえてきましたが、
みなさん、いかがお過ごしですか?
私は、6/2・6/3 と石川県と福井県の高校訪問に
行ってきました。当日は、スポーツ健康科学部の説明をし、
意見交換を行いました。
訪問した駅で撮りました。
左の駅は、名水100選に選ばれた水だそうです。
右の駅では、6/3-6/5までお祭りが行われる事が
告知されていました。
高校訪問は、私たちがどのように見られているか
生の声を聞く、貴重な機会です。
今回の訪問でも、参考になる意見を頂戴しました。
今回、訪問した高校は、以前、金沢の大学に
在籍していた時に、訪問した高校もあり、
また、金沢では、昔を思い出しながら、
町並みを眺めていました。
今期は、大阪と福岡の高校も訪問する予定です。
また、このブログで、報告したいと思います。
それでは、また。失礼致します。
敦
今回は、ぜひ会ってお話を聞きたいと考えた仲間の紹介です。ラグビー部の嶋田直人君(スポ-ツ健康科学部2回生)。彼は昨年の1回生時から試合に出場している選手で、ポジションはNO8(ナンバーエイト)です。
ラグビーを知っている方は、「1回生時からNO8で出場!」と驚かれると思います。このポジションは、フォワードの司令塔、そしてゲームリーダーの役割を果たすのです。私は会って驚いたのが、ラグビーのフォワードのイメージ(猛者)とは異なり、めっちゃ「かっこいい奴」という印象でした。
さらに話を聞くと、予想通り「チームのために自分がどのような役割を果たすべきかを毎日考えている」と語ってくれました。先輩・後輩の関係が厳しい体育会の中で、試合のゲームリーダーとして上級生に指示するのは大変なことだと思います。
そういった日々の苦労を山浦先生の組織論の中で学んだことと照らし合わせ、様々な角度から考えるようになったといいます。これまでは、ゲームリーダーはどうすべきかと旗の振り方ばかりを考えていたそうですが、上級生から支えてもらう存在になろうと発想を少し変えてみたそうです。
そうすると、同じフォワードの毛塚主将(プロップ)をはじめ多くの上級生が自分を伸ばしてくれている(教育)ことが分かるようになり、日々の練習で主将はじめ上級生とのコミュニケーションの回数が増え、戦術戦略の考え方などを遠慮なく話せるようになったといいます。学年のミーティング中でも自分をどのように支えてもらうかという視点で話すことが多くなったそうです。
チームスポーツはこうあるべきだと結論付けるのはなく、いろんな考え方の情報共有が必要かなと思いました。嶋田君が語ってくれた「支えられている」と感じるまでコミュニケーションをとることは大切だなと私自身本当に勉強になりました。
毎日の授業が本当に新鮮で、すべての科目がラグビー活動に直結しているそうです。特に選手として、1回生時に学んだ海老先生の栄養学の知識をもっと発展させたいそうです。
というのは、彼はNO8として体格が小さいのが悩みだといいます(現在180㎝、90kg)。他のチームの選手と比べ特に身長が低いそうです。そういった敵選手を一発タックルで倒せるよう体重をこれから10kg増やすことを目標にしているそうです。
ところが、朝食は自宅、昼食は生協、夕食は生協のアスリート食と毎日しっかりと食事を摂っているそうですが、体重の増加はこの数カ月間全くなく90kg前後で停滞しているそうです。この「摂取エネルギー量=消費エネルギー量」という状態を「摂取エネルギー量>消費エネルギー量」になるよう自分自身の食事をマネジメントしなければならないそうです。
太りたい(筋肉をつけたい)と考えるところが、スポーツマンと一般人との違いです。昨年私のゼミに所属していたシンクロナイズドスイミングの選手は、涙を流しながら食事をしていたことを思いま出します(もう食べられない・・・でも食べないと世界に勝てないと)。
特にラグビーのFL(6.7)とNO8のポジションは、立っている時や歩いている時がないぐらい走り続けており、強いチーム程このNO8のの運動量が高いですね。そのためこれらのポジジョンの集散が速くなるような練習を日々繰り返しています。だから考えている以上にエネルギー消費量が大きいのでしょう。
みんなで、頑張れ嶋田!太れ嶋田!と試合ばかりでなく、学内でも応援してあげてくださいね。
ラグビー部には、まだまだ多くの仲間が頑張っています(全日本代表U20含む)。今後、彼らの汗と涙も教えてもらえればと願っています。
授業の合間に撮らせてもらいました。
秋には、ラガーシャツ姿での登場をお願いします。
【shine】
Hassy@恒例のアメリカスポーツ医学会@今年はデンバーに参加しています。
今回は立命からは総勢14名が参加です。
デンバーに着いたら夕食へ。翌日ポスター発表のMa2健君が聡先生とテイスティング。エネルギー補給は十分です。明日に備えて皆早めの就寝。翌朝、あまり寝ていないのに目がさめ、5:30ごろにホテルのジムにいると既にかなりの人でいっぱいでした。さすがACSM!しっかりそこで脂肪を燃焼して学会へ。
翌日の学会初日は代謝関連のセッションが盛りだくさんです。また、ポスターセッションではMa2健君が堂々と発表。今年オクラホマ大に短期留学した経験が活かされ、そこでの友達を含め、多数の来訪者があったもようです。
また、私が共同研究している金沢大増田研究室の修士課程の院生Y田君は、http://www.jspfsm.umin.ne.jp/topic/20110516.htm
渡航費助成を獲得しました。
将来が有望な超若手研究者です。
ちなみに増田先生は6/17(金)の16:30からアカデミックラウンジで特別セミナーをして頂けることになりました。皆さん自由にご参加ください。
今日の学会発表者はお疲れさまです。一緒にビールを楽しみました。
明日からのセッションのエネルギー補給は完了です。
ではまた。
毎年のことですが、5月末には日本体力医学会の抄録閉め切りがあります。今年は震災の影響で、すでに1週間延長になり、今日がそのデッドラインです。毎年、慌ただしくエントリーしてしまうのですが、今年は実験を手伝ってくれている院生のT君とLさんの登録が心配だったことが幸いして、余裕を持って演題投稿できました。学会発表は、自分を追い込むきっかけに活用しています。発表の日までに何とか調整して、論文投稿しておくことを目標にしています(実際は厳しいのですが)。
私は「運動免疫学」が専門なので、何度か「免疫学会」で発表したことがあります。Natureクラスの研究を何本も出している大きなラボの研究を聞けるので最初はとても感動しました。大きなラボは、戦力となるテクニシャン(技官)がたくさんいらっしゃって、レールに乗って研究を進めている場合が多く、すでにNatureやCell、Scienceなど、すでに論文に掲載済みの研究を発表されています。その発表の時には、次の研究が投稿中であったり、リバイス中であったり、水面下では、様々な駆け引きが行われていることも勉強になります。同じような研究を進めているグループは、まず、一番にアクセプトされなければ、論文の価値がなくなってしまいます。「All or Nothing」の世界です。同じ研究室内においても、過酷な争いがあるラボもあると聞きます。
研究はスポーツと似ている気がします。大学院生の頃、調整不足で発表にのぞんだ時は、帰りの飛行機で反省しながら研究室に戻ってきて、実験室にこもって不足データの穴埋め実験をスタートしていました。試合で目標通りの結果が出せなかったら次に向けて、もっと練習しなければいけないと思うのと似ています。
私は博士課程が医学系研究科だったので、当直をしている大学院生が多く、実験のペースもそれぞれで、実験室や研究室の明かりが消える日はほとんどありませんでした。
ある院生は、朝から実験で解剖を開始し、次の日の早朝に実験が終了。その数時間後から付属病院で外来勤務に出ることがありました。一緒に実験をしていた消化器外科の院生は、朝から移植手術がスタートし、次の日の明け方に手術が終了し、研究室に戻ってきて、データの打ち合わせ。その後、着替えのために帰宅し、数時間後にゼミでデータ報告という日が何度かありました。こんなことが日常茶飯事であったような気がしています。ハードな日常生活を目の当たりにしながら、自分ももっとやらなければ!と思わせてくれたのと、研究においても、心身ともにタフであることが大切だということを学んだ気がしています。
先週のラン智タイムセミナーでは、MASAKO先生が自己紹介とご博士課程での研究成果、スポ健での新たな研究についてお話してくださいました。今年の体力医学会はMASAKO先生ご出身の山口県です。その紹介もしてくださいました。
私も楽しく参加させて頂きました。
O塚先生、ご指導ありがとうございました!
ACSMの方は、院生さんの発表、どうだったでしょうか。報告が楽しみです。
もう1つ嬉しい報告は、伸先生が訳本を出版されたことです。
「バイオメカニクス --人体運動の力学と制御--」
良い報告は、私もがんばろう!という気持ちにさせてくれます。
仲間の頑張っている姿勢を励みにできる組織って素晴らしいなあ、と感じる今日この頃です。香
さて、この写真はどこからか分かりますか?
きっとippo 先生は「あっ!」と思ってくださっているのでは?
あのパナソニックの建物?の窓が「目」に見えて仕方がないのは私だけでしょうか。
いつも視線を感じながら5階の実験室に向かっています。
「なんか、傘だらけですね〜」と楽しそうなキム哲先生。。。
そうなんです。 3人しかいないのに、気がつくとなぜか傘だらけ。
もう梅雨入りですね。置き傘も必要ですが、忘れずに持って帰りましょうね。
(私のは赤い傘1本だけなんですよ(^^;))
梅雨...みなさまも体調には気をつけてお過ごしください。香
発表者は、それぞれ三分以内で、要領よくまとめて発表してくれた。総じて、「問題関心」が鮮明になりつつあったし、「テーマ」・「課題」の設定、研究方法などもかなり明確なものとなったようだ。「スポーツビジネス成功の秘訣」、「オーバートレーニングの解明」、「競技力向上への心理学的貢献」、「競技力への音楽の効用」そして「認知症予防の脳科学的アプローチ」などなど、かなり興味深い「研究構想」が語られた。そして、個々人の「研究構想」ではあったが、かなり隣接した問題関心や研究課題の発見もあって、グループ (共同)研究の芽も生じたようではあった。
一回生時に「ゼミナール大会」に向けて研究活動の何たるかを体験した二回生が、卒業研究に向けてもう一段、研究に対して見識を高め、より専門的な研究活動が実践されることを目指してBrush upする機会となるのがこの「研究入門」だとすれば、その成果は如何に。
主に学校保健・教育保健分野での「研究資料」の提供や体育学会誌からの一部「抄録」紹介、「新聞記事」や「図表」の「読み解き」などを交えながら、何とか授業は展開できたとは思うのだが、私が担当する「社会科学的なアプローチ」という点から言って、十分にその成果が挙げられたかどうかについては甚だ心許無いものが残る。
「自分の研究テーマに関係するような先行研究には出来るだけ当たっておくように」と言ったことなどは、面倒な作業ではあっても「取り付く島」もあろうというもの。しかし、「政治・経済・社会・文化的諸関係を科学する」などといったことでは、それこそ学生をChaosの世界に引き釣り込んでしまったかもしれない。
女子学生のTさんが「出席シート」の「一言欄」に、「話が、すごく難しくなってきた。」と書いた後に、「さむかった。」とも。確かに、この時の教室は、変に「冷房」が効いていて私自身寒く感じてはいた。しかし、彼女の場合のそれは、「掛詞」として意味深長である。そういえば彼女、「研究構想」レポートも出さなかったし、発表会も欠席だった。彼女をして茫漠たる寒郷に一人佇ませることになったのかもしれないと想うと内心忸怩たるものが。 mm生