先週末に2つのイベントをインテグレーションコアにて開催しました。
ひとつは、「第8回日本生体医工学サマースクール -スポーツ健康科学の最先端研究に学ぶ-」
MEposter 2010_1.pdfです。もうひとつは、「ひらめきときめきサイエンス -スポーツ健康科学の最先端研究を体験してみよう-」
20100808poster.pdfでした。
第8回日本生体医工学サマースクールは、若手研究者(大学院生、企業の研究者など)を中心に、講義、実習を織り交ぜて、2泊3日の合宿形式でのセミナーでした。講演者として、滋賀医科大学の犬伏先生には、「MR計測」について基礎から応用ならびに注意点を非常に分かりやすく開設して頂きました。また、インテグレーションコア3Fの低酸素室を体験した後に、「低酸素トレーニングの応用」と題して、名古屋大学の片山先生に講演して頂きました。
スポーツ健康科学部の木村助教、吉岡助教には、講演ならびに長時間の実習の責任者として頑張ってもらいました。若手研究者のロールモデル(模範生)として、研究へ打ち込む態度、意欲、情熱も注ぎ込んだ内容で、受講生からの評判も非常に良かったです。
左:木村助教
右:吉岡助教
【敦】先生には、fMRIについての解説と実習、【Goto】先生には、低酸素室の案内と体験実習、【Moto】先生には、超音波法を用いた血管の抵抗性(コンプライアンス)計測をご担当頂きました。それぞれの分野の最先端研究を行っている先生から実習を通じた情報は、論文では得ることのできない、『ここだけの情報』を持ち帰ることができ、受講生たちに多くの関心と喜びを与えていました。
左:【Goto】先生
中:【Moto】先生
右:【敦】先生
「ひらめきときめきサイエンス -スポーツ健康科学の最先端研究を体験してみよう-」は、高校生を対象に、インテグレーションコアにある最先端機器を使っての実習体験でした。実習①自分のDNA を観察する、実習②MR 装置で身体の内部構造を調べる、実習③スポーツ動作を高速度カメラで解析する、実習④脂肪と筋の厚さと筋力を測定するから構成され、高校生は今まで経験したことのない実験を体験し、これまでのスポーツ健康科学への見方、概念を大きく変えるきっかけになったことでしょう。人の身体のおもしろさ、不思議さ、奥深さを感じるとともに、身体のメカニズムの精妙さと曖昧さも感じ取ってくれたと思います。
左:【聡】先生の講義
右:【真】先生の筋厚計測
今回のイベントには、教員スタッフ以外にも大学院生の強力なサポートがありました。大学院生の協力なしにはこのイベントのスムーズな運営、成功はありませんでした。また、彼らにとってもこのイベントを通じて多くの交流、多くの経験、自らの研究へのフィードバックなど、これまでの院生生活では味わえなかった刺激を受け、多くのものを得たことでしょう。
このようなイベントを開催するには大きなエネルギーが必要です。その一方で、イベントを運営するための組織づくり、協力体制、実施、フォローアップなどを通じて、参加者のみならず運営者(ならびに参画者)にも多くのメリットを手にするのは間違いありません。このあたりは【仁】先生の専門ですが、いずれにしてもこのようなイベントが教育研究にも充分にフィードバックされ、スポーツ健康科学部の学生、院生、教職員にとって大きな成果が得られることと確信しています。
今後も積極的にこの種のイベントを開催するつもりですので、先生方、院生、学生の協力をお願いします。
左:未来博士号(スポーツ健康科学)の授与式
右:データの手ほどき(浜岡先生)
イベントに参加の先生方、院生の皆さん、関係者の皆さん、ご苦労さまでした。
【忠】