<RecO 便り20>
毎日の猛暑で忘れていましたが、RecO便りも今回で20回目! そして8月も今日で終わり。早いものです。でも暑さはまだまだ今週も続きそうですね。
<RecO 便り20>
毎日の猛暑で忘れていましたが、RecO便りも今回で20回目! そして8月も今日で終わり。早いものです。でも暑さはまだまだ今週も続きそうですね。
8月28日から30日まで、第21回日本バイオメカニクス学会が、世田谷の国士舘大学で開催されました。スポーツ健康科学部の吉岡先生は、教育講演の講師(コンピュータシミュレーションの応用事例)、一般発表ならびに座長と、大活躍でした。
(左:ポスター会場の様子、 右:発表中の橋本君) この学会で、大学院スポーツ健康科学研究科(応用スポーツ領域)院生の橋本君が、学会発表デビューをしました。スポーツ健康科学研究科の院生として、記念すべき学会発表第
右:栗原助手
橋本君にとって、学会に参加すること自体が初めてで、かつ大勢の前での発表で、相当なストレスがかかっていたはずです。この分野の学会発表するために
は、研究データを集め、解析し、論理的、客観的に説明することが求められます。一朝一夕でできません。いずれにしても、一期生の院生の殆どはこれから初めての学会発表、論文発表を行っていくでしょう。締めきり間際にならないと動き始めないのが人の常ですが、初めての学会発表では、事前に研究室あるいは研究科全体の中で発表練習が繰り返せるように、早め早めの準備が必要です。そのためには、熟練している先生方の経験と知恵を日頃から十二分に引き出して活用することが良いでしょう。
下の写真は、橋本君の発表のあとに学会会場の近くで仲間たちと懇親会を行ったあとの写真です。学会参加の楽しみは、同じ分野での研究仲間ができることです。時には
切磋琢磨するべき相手ですが、同じ分野を極めるための同好の士です。大いに議論した後の懇談・懇親会は格別です。自分の世界を広げる意味でも多くの研究仲間とのふれあいは大切で、そのためには学会・研究会に参加する必要があります。
スポーツ健康科学研究科の院生が多くの学会、研究会で活発に議論し、『主役』のように活躍する日も遠くないと確信しています。
【忠】
八月も終わりというのに、
暑い日が続いていますが、
みなさん、いかがお過ごしですか。
現在、大学院 スポーツ健康科学研究科 では、
九月実施入学試験の締め切りが迫っています。
現在、スポーツ健康科学部研究科では、
26名の院生が在籍し、三つの領域で
専門的な研究を行っています。
![]()
スポーツ健康科学分野の最先端機器・施設を用いて、
研究を行いたいと希望する人は、是非、受験して下さい!
ご質問がある場合や、ご不明な点については、
スポーツ健康科学部事務室 まで、
お問い合わせ下さい。
それでは、また。失礼致します。
良い休日を
敦
今日は、オープンキャンパスが開催されています。
今回は、体組成の測定やハイスピードカメラによるスポーツ動作の分析、効果的なトレーニング指導といった研究体験が行われました。今日も30℃を超える暑い日にもかかわらず、多くのご家族連れや友達同士の方々にお越しいただきました。ありがとうございました。桜が咲く頃に、ぜひ、お目にかかりたいと思います。
さて...
オープンキャンパスがBKCで開催されていますが、この滋賀県草津市から車で4時間近く離れた徳島県阿南市にあるYMCA阿南国際海洋センターで、『生涯スポーツセミナー』が26~29日まで開催されています。
このセミナーは、スポーツを通じて、子どもたちに明るい未来を切り開くために、生涯スポーツに関心のある大学生と大学院生を対象に、講義やワークショップ、またマリンスポーツを中心としたアクティビティを体験しながら、スポーツ振興に対する幅広い知識を身につけてもらうことを目的にしたものです。
今年で第10回目を迎えたこのセミナーには、大阪体育大学、龍谷大学、早稲田大学、同志社大学、大阪国際大学、そして我が立命館大学からも学生が参加し、合計27名の志ある学生が集まりました。このセミナーの特徴は、講義やワークショップ、また様々なアクティビティを多様な大学の学生と教員とが一緒になって実施するところにあり、通常では味わえないような刺激や情報交換、また将来につながるようなネットワークを構築する機会を提供しようとするところにあります。
実際、これまでセミナーに参加した学生は、セミナー以後、それぞれで連絡を取り合い、大学院の入試対策や就職活動の情報交換、時には飲みながら、互いを励まし合い、切磋琢磨しているようです。
そもそもこのセミナーは、私が学生の時に参加していた「YMCA社会体育指導者養成セミナー」をモデルにしたもので、その当時、このセミナーに育ててもらい、現在、大学の教員になった私と同世代の志ある先生方と、今度は、次世代を担う若者を育てるために、恩返しとして10年前に復活させたものです。
セミナーの中心は、私と同じ研究分野のため、社会科学系の講義やワークショップが多かったのですが、今回は、立命館大学から若手のホープ?空気も風も読めない?(実際、昨日のヨットのプログラムで、風が読めずに転覆していました...)【キムテツ】先生に参加していただき、「子どもたちのポテンシャルを引き出す」というテーマで、専門分野の神経生理学の研究内容を、自らの経験談を交えながら、大変わかりやすくお話しいただきました。
お話の中で、【キムテツ】先生は、スキャモンの発育発達曲線を用いて、子どもたちのポテンシャルを引き出すために神経系のトレーニングが重要性であることや、身体科学を考える上で、脳や神経系の制御が鍵を握っていることだについて説明をして下さいました。それどころか、【キムテツ】先生は、この定説を覆すような新しい発見をしたいという意気込みをお話しされていました。
また企業とパートナーを組んで研究する際に、鍵を握るリサーチプロポーザルは、小学生にでも理解できるような「わかりやすさ」を重視し、表現することの重要性などについて、学生に熱弁をふるわれました。これまでほとんど、手を上げて質問することがなかった学生から数多くの質問を受けるなど、学生の心をわしづかみしていました。
【キムテツ】先生、本当にありがとうございました。
今日、オープンキャンパスに参加された高校生の皆さん、またスポーツ健康科学部への入学をご希望されている方々も、ぜひ本学部に入学いただき、入学後、このセミナーに参加して、皆さんの可能性を引き出しつつ、他大学の学生や先生方と多様なネットワークを構築してもらえればと思います。
そしてセミナーに参加した人たちが、数年後に我々の意を受け継ぎ、次世代を担う若者を育ててほしいと思います。
そんな願いを込めながら、私は、いまからまたセミナーが開催される阿南市へと向かいたいと思います。
今週【Moto】は、東京都健康長寿医療センター研究所の福先生と国立健康・栄養研究所の村上先生のところに出張して、共同研究とミーティングを行ってきました!下の写真は、福先生、村上先生、早稲田大学大学院生三上さん、【Moto】の4名でどうやって研究を進めていくのかをミーティングしているところです。
ヒトのからだの設計図(DNA)はアデニン(A)、チミン(T)、シトシン(C)、グアニン(G)の4つの塩基といわれる記号の配列から構成されています。その設計図(塩基配列)の0.1%という微妙な違いが個人差が生まれる原因の1つになっていて、このような遺伝的な多様性を遺伝子多型と言われています。例えば、同じ練習メニューを行っているのにトレーニング効果が違いが生じる、というのもこの設計図の違いが影響しているということが研究されています。私たちは、そんな設計図の違いを配慮して個人に対応した運動療法や食事療法を開発したり、トップアスリートの人たちの生まれ持った遺伝的才能というのが一体どういうものなのかを探索したりしているのが、私たちの行っている主な研究です。
この解析には、どうやって解析していくのかという戦略が重要です。1人ではなかなか進めていくのが大変ですが、同い年の福先生、村上先生、【Moto】の3名でいろんな知恵と意見を出していくと数週間分の仕事が数日間でできてしまいます!仲間と切磋琢磨していくのは本当にすごいことだと感じた週でした。
ちなみに、下の写真は、私たちと同じような研究をしている仲間で毎月行っている勉強会の写真です。興味のある方は一緒に勉強していきましょう!!
by Moto
沖縄の余韻に浸るのも、(たぶん)最後の回の予定・・・(ですか?)。
まずは、今回の出張の本題から。
学生組織の一つ、「ウェルナビ」というネーミング、とてもしっくりと響いてきます。ウェルナビとは、ウェルカム ナビゲーションを略したものらしいのですが、これを考えたのも学生というので、そのセンスのよさに驚かされます。
新入生の大学生活のサポート団体から出発したようですが、今では教職員よりもだれよりも学生のサポーターとして存在するまでに進化しているようです。
この組織や関連する活動も、地道に継続してここまで来たという取り組みのように感じます。ここまで来ることができた秘訣は、いくつかあるように思います。
一つは、「沖縄という土地・環境」。学生が集まりにくいなど、物理的にみて必ずしも恵まれているとは言えない環境であり、そこにある大学です。弱みを強みに変えるという好例の一つです。
二つ目は、誰が主役で、その「主役に環境とチャンスを与える戦略」を明確にしたこと。
三つ目は、その戦略に賛同する「人とその支持者」がタグを組んだこと。これに最初から関わっておられる先導者(清水先生、木村先生をはじめとして)と、ノリがよくて飢えた学生さんのベクトルが合致した取り組みです。
今回の訪問では、いろいろとよい部分(「光」の部分)が見えて、すごい!と思わされたのですが、実際には「影」の部分もあるはず。その部分も引き受け、引き取ってくれる先生がいらっしゃるので、学生の組織が維持できているようにも思いました。説明してくださるときも、芯の通った「熱い想い」を持ちつつも、いい意味でゆる~い感じを漂わせていることが、沖縄の風土に合い、学生や周りの先生(先生方の協力、意識づけはとても大切そうでした)、学部を巻き込むことができているのかもしれません。
この学部の学生も、「ここにきて、"やっぱり"よかった!!」と言ってくれるように・・・。
長くなりました。。。まだまだ夏休みです。夏を感じられるような写真を。
3人揃って・・・ippoお気に入りの一枚。
自分で立って漂う魚なのです・・・持参のデジカメ、早くもここで力尽き・・・(1日目の沖縄)。
いかにも夏!【忠】先生のカメラを借りて。
「ん(う?)むにー」・・・沖縄のしりとりはいつ終わるのやら。
【ippo】
名桜大学への訪問によるFD活動報告その3です。
名桜大学では、多数の先生にお世話になりました。夏季休暇中にも関わらず、とても丁寧に対応してくださった名桜大学の先生方に、心から感謝の意を表したいと思います。
大変ありがとうございました。
この調査は、スポーツ健康科学部の全ての学生が、リーダーシップを、確実に、獲得するためのカリキュラムを構築するために行いました。カリキュラム改革は、相当、用意周到に行う必要があります。その成果も常に問われます。なんとか、具体的に示したいものです。
さて、リーダーシップに関して、考えさせられることがありました。
名桜大学の4年生のA君と我々は話をする機会がありました。彼は、今、4年生で、就職に向けでいろいろと活動を進めています。彼と話をしていて、これまで見てきた大学4年生と比べて、彼はとてもしっかりしている方だな、と感じました。
A君は、2年生の時に、ウェルナビのリーダーをやっていました。現在、4年生として、ウェルナビの下級生を温かく見守る立場にあります。
A君は、ウェルナビの下級生を見ていて、50人のウェルナビの学生を引っ張るには、ここが十分でない、ここに手を入れないと進まない、等、彼には「見える」のです。そして、こうすればよい、こう考えると良い、等「具体的な対応」も「見える」のです。
A君自身は、「自分が2年生の時は、全然見えていなかった」と、語ってくれました。
彼が経験したようなことも、カリキュラムの1つに組み入れることができればと思います。
さて、話は変わりますが、1つ問題です。下の写真は「美ら海水族館」でのスナップですが、この写真には、スポ健の先生が数名隠れています。さて、誰でしょう?
.
.
.
.
.
.
.
.
.
もう一つ、問題です。下の写真は、誰に似ているでしょうか?
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
.
それでは、また、来週。
【 智 】(写真は20100816 美ら海水族館にて)
【忠】先生に続き、沖縄FD活動報告です。名桜大学訪問については、この後の先生方の報告もあるかと思いますので、私からは、「沖縄の食」のご紹介です。
先週お伝えしたように、名桜大学(沖縄県名護市 )に訪問調査に出かけてきました。皆さんのご期待通り!? ときおり雨が降りました。訪問調査の時には、下の写真のように雨雲から海面をたたきつけるような大雨が接近するのが見えました。最終日の出発時には、突如のゲリラ豪雨に見送られるようにホテルを後にすることになりました。
さて、今回のFD活動は、木曜日の【ippo】先生まで連続4回に分けて報告します。1回目の私からは全体の概要を報告します。名桜大学が文部科学省からGP(Good Practice、優れた取り組み)に採択されている学生支援プログラム「先輩・後輩コミュ
ニティを 基本とする学習支援センターの構築」につきまして、国際学群教授の木村先生に詳しく話を伺いました。
下の写真(左が木村先生、右がウエルナビの学生さん)学生の力を活用した学生目線で正課学習の支援(ウエルナビ),サポート
(言語学習センターのチューター、数理学習支援センターのチューター)ならびに就職サポート(S-CUBE)まで、幅広くシステム化されていて学生自身が大学の教育に参画し、ならびに後輩支援に取り組むことで,大学により愛着をもち、卒業後も後輩を含めて大学を愛する気持ちを醸成させる大きなシステムとなっています。本学にもオリタ-、就職支援のジュニアアドバイザーのような制度があります。
システムは安定するとかえってメンテナンスをおろそかにするところがあります。永続的に上手く機能するためには、定期的なメンテナンスのための「面倒をみる」「相談にのる」というあまり目に見えない地道な支えが必要であることも学ばせてもらいました。そして、学生の自主的な活動に対して、教職員が理解し「ほめる」「激励する」「認める」ということをさりげなく行っているところも参考になりました。 今回の訪問調査では、学部の各コースから1名の先生に出張してもらいました。今回のFD活動の目的は、学部の人材育成目標である『リーダーシップを備えた人材』に育てるために、リーダーシップをカリキュラムマップに落とし込むことです。2泊3日の出張期間中、訪問調査のみならず、朝食を食べながら、移動中、夕食を囲みながら、四六時中このことを中心に学生育成のためのディスカッションができました。同じ、空間、時間を共有し、ひとつの目標に向けて教員仲間と協働できていることを実感したことも大きな成果のひとつです。 今後も学部全体としてFD活動を推進するとともに、三間(時間、空間、仲間)を共有しながら教育・研究に大きな成果があげられると確信しています。 【忠】
夏休みもそろそろ終わりに近づいてきましたが、
みなさん、いかがお過ごしですか。
今週の土曜日 8/28 は、立命館大学で
オープンキャンパス が開催されます。
![]()
今回も、聡先生、成弘先生、樹義先生を始めとする
スポーツ健康科学部教員 が、
スポーツ健康科学での学びについて、
レクチャーしますので、ぜひ参加して下さい!
先週は、研究室で実験の準備をしている際に、
スポ健を志望してくれている高校生の方が、
ご家族と一緒に来て下さいました。
本当にありがとうございました。
頑張って、ぜひ入学して下さいね!
それでは、また。失礼致します。
良い休日を。
敦
今日、全国高校野球選手権大会が沖縄県代表の興南高校が、春夏連覇によって、4028校の頂点に立ち、幕を閉じました。
決勝戦へと駒を進めた興南高校と東海大相模高校だけでなく、どのチームもよく鍛え上げられており、白球を追いかける選手のひたむきな姿を見ると、本当にすがすがしい気持ちになります。もちろん、選手だけでなく、スタンドで選手の活躍を祈り続けて炎天下で応援し続ける人々の姿にも心を打たれます。
先日、夜のニュースのスポーツコーナーでたまたま目にした選手のインタビューに、私は心を打たれました。それは、準々決勝で、これまで力投をし続けるエースに変わって、甲子園のマウンドに先発した報徳高校の1年生投手が勝利した試合後のインタビューで、「これまでお世話になった3年生の先輩方と1日でも長く一緒に野球ができればという想いを込めて、マウンドでは投球しました!」というものです。
こんなこといえるかぁ~?という気持ちになりつつも(笑)、その堂々としたインタビューの受け答えは、本当に圧巻でした。
おおむね、インタビューを受ける全ての選手に共通していますが、とにかく、堂々としており、また的確な受け答えをしていることに驚かされます。
私は、社会人になってから、何度か地方テレビに生放送で出演させてもらうチャンスをいただきましたが、絶対に番組を見直したくないという悲惨なものでした...(笑)。目が泳いでいる様子が、おわかりのことでしょう...(笑)。恥を忍んでの、1枚のショット...です。
まぁ、甲子園という晴れ舞台に立ち、そのような場を与えられた選手は、その経験を、是非、次の進路先や社会で生かしてもらいたいと思います...。
まぁ、それにしても、猛暑、猛暑、猛暑...
いくら鍛えている選手でもその消耗度は、はかり知ることができないものと思います。特に、チームを背負うエースは、一人で1試合あたり120球から150球の投球を繰り返し、勝ち進めば勝ち進むほど、連戦連投と体力の消耗はおろか、肩や肘といった身体への負担は尋常ではありません。
当事者にとっては、人生をかけた大一番かもしれませんし、大会に対する強い想いを選手だけでなく、監督、コーチ、学校、保護者などが抱いていることは、もちろん、わかっていますが、「スポーツ振興」、いや「競技力向上」という観点に立っても、1名が短期間に繰り返し投球し続けることは、決して望ましいこととは思えません。
実は、私も高校時代は、甲子園を目指していました。
中学生の時にブラスバンド部でオーボエを吹いていたのですが、ずっと野球部、そして甲子園にあこがれていた私は、高校生になって、両親を欺き、突如、丸坊主になって硬式野球部に入部しました。
ところが野球部に入部したものの、その練習の過酷さになかなか適応できず、高校3年間で、肩、肘、腰...ケガや故障が絶えませんでした。
エースだった親友の陰で、私は、たいした活躍もできず、やるせない気持ちや不完全燃焼という想い、また野球に対して、主体的に向き合っていなかった自分自身に腹立たしさを感じ、大学に進学後も野球を続け、そして今でもまだ年に1~2回は、マウンドに立つことがあります。
私たちがスポーツから離脱していく理由は、どのような点にあるのでしょうか?
ケガ、バーンアウト(燃え尽き症候群)、種目の向き不向き、興味・関心の薄れ...?生涯スポーツ社会なのに?
1924年の干支であった「甲子(きのえね)」にちなんで、名付けられた甲子園...。
80年以上もの歴史を刻むこの大会で、甲子園という晴れ舞台に立ち、あふれんばかりの可能性を持ち備えながら、野球から離れていった選手がこれまで、何十万人、いや何百万人もいるのか?
この場所が、将来の日本プロ野球界を背負って立つ人材のデビューの場ではなく、全国4000校を超える高校野球児の力と技、そして魂とプライドを戦わせる聖地であるために、大会の持つ意味、選手の育成や起用方法など、今一度、改めて関係者に考えてもらいたいと思います。
今週は大学も夏休みとなり、ますます、大学はシ~ンとなっていますが、スポ健の教員・大学院生に休みはない!と言わんばかりに実験を行っています!
今週は、【Moto】と【Koji】先生でヒトの筋バイプシーサンプルから細胞内のタンパクや核の中のRNAを抽出する実験を行いました。筋バイプシーから取れる筋肉量は10-20mg程度と非常に微量です(写真)。
ここから如何にして、質が高く、より多くのタンパク質やRNAを抽出するのかがその後の実験にとって重要です。2人で実験しながら、上手くいかないとか愚痴りながらも、数日間けかけて何度も検討して、やっと効率よくタンパク質やRNAを抽出することができるようになりました(写真)!上手くいったとき、研究の難しさと楽しさを感じれる瞬間でもあります。このヒトの筋バイプシーサンプルから細胞内のタンパクや核の中のRNAを抽出することができれば、運動トレーニングやサプリメント摂取したときに骨格筋内で一体何が起きているのか?を分子生物学的な手法で様々なタンパク質の変化や遺伝子発現の変化をみることができます。それによって、運動効果やサプリメント効果のメカニズムを解明することに役立つ解析ができるという訳です!スポ健では、【聡】先生を始め、【Moto】や【Hassy】先生、【Koji】先生、【M生】先生が運動やサプリメントなどの適応現象のメカニズムを解明すべく、生化学や分子生物学的な検討を行っています!!
○○国際空港の近くのホテルでの話。
フロントでチェックインをした後、部屋に行こうとしたときのこと。エレベーターに6,7人乗りこんで、4階、5階(私の部屋の階)、7階、11階と、ぽんぽんとみんなボタンを押しました。ここまでは、みんなシーンとして、上の表示を目で追うという、いつものエレベーターの中の光景。
4階で一人降りて、次は私の番だと思ってドアの前に立っていたのに、扉はなかなか開かず...。中でざわめきが起こるほどの時間、待たされた挙句、エレベーターは無情にも7階へ。7階では通常通りドアは開いたので、乗り合わせた人たちの間の心理的な距離は一気に縮まりました(心理学では「共通運命の原理」と言って、同じ釜の飯を食べたり、苦楽を共にしたりするとぐっとお互いの心理的距離が近くなるというように、親密な人間関係をつくる一つの基盤になってくれます)。ある男の子は「このまま5階は開かなかったりして...」と、冗談になるような、ならないようなことをしゃべり、お隣の女性は「次はどこに行くつもりでしょうね...」と声をかけてきてくれたり。
結局、7階の次は、11階の電光表示はそのままにして5階に下っていきました。無事に私は部屋にたどり着いたものの、次はどこの階に行ったのでしょう?ピストンするエレベーターに出会ったのは初めてでした。
しかも、ブログを作成してアップしようとしたらハプニング。作成画面に入れず...リスク管理は大切なようです。ブログを止めることになったら大変なことです(汗)。
ふだんとは違うところに行く時は、念には念を。とりあえずブログの対策をして、このエレベーターの気まぐれが起きないうちに、早めのチェックアウトでこれから韓国で行われる学会に出かけます。できあがってきたプログラムはほとんどが韓国語。韓国の文字は見てもまったく想像ができません。言葉は大切だと思う瞬間です。とりあえず、読めない文字に囲まれながら、韓国ソウルの生活を送ってこようと思います。【ippo】
過日、大学院生のH君と、東京にある東京書籍本社を訪問した。
インターンシップの事前打ち合わせのためである。
東京書籍は、教科書作成・販売では、大変大きなシェアを持っている我が国有数の会社である。
東京書籍のご厚意により、我がスポ健の大学院生を受け入れてくださることになった。
大変有り難いことである。
他大学の学生さんも来るようであった。大学院生は、立命館大学スポーツ健康科学部からのみ受け入れられている。
出社時間のこと、緊急連絡のこと、業務のこと等、打ち合わせは滞りなく終了した。
H君には、プレッシャーがかかるが、後輩達のために、是非とも、無事に終了してもらいたい。
【 智 】(20100806 写真は東京書籍本社前と東京書籍本社社屋)
まだまだ暑い日が続いています。熱中症も例年よりも多く発生しているようです。熱中症は屋内でも発生しますので、水分補給、体熱のコントロールには注意して下さい。また、クーラーで冷えすぎて屋内外との寒暖差が大きくなると体調を崩しやすくなりますので、クーラーの温度、風にも気を配って、実りの多い夏を過ごして下さい。
この間のブログにみられますように、学部生は試験が終わり、インテグレーション・コア、ラルカディアから離れて、それぞれの活動のために思い思いのところで頑張っているようです。大学院生は、実験に調査にと、まとまった研究時間をフルに生かすべく充実した活動を行っています。先生方も実験,調査が本格化してきて、インテグレーション・コアを活発に利用しています。
夏の期間は、研究活動のみだけでなく、教育の内容をより充実するための研修会、調査に出かけることもあります。FD(Faculty Development)活動とよばれるものです。実は、今日から3日間、【ab】先生、【智】先生、【ippo】先生と名桜大学(沖縄・名護市)に調査へ出かけます。詳しくは来週の月から木のブログで連続的にご紹介しますが、スポーツ健康科学部の人材育成目標に掲げている「リーダーシップ」を備えた人材育成のために、各授業がどのようにつながりをもって、学部の目指すリーダーシップを要請できるのかについて必要な情報を得るとともに、教員同士で議論しながら、カリキュラムマップ(科目と科目との関係を明らかにした一覧表のようなもの)を作成することが今回の狙いです。
気になるのは、やはり天気です。私が出かけると雨になることが多いので・・・。下の写真は、先日家族でいった、立山の室堂での写真です。立山連峰の清々しい山並みを眺めることを期待していましたが、室堂周辺に台風が接近しており、「暴風レポート」のような状況でした。ただ、翌日は何とか晴れて、皆さんに「涼」を届ける写真も撮れました。
今回の出張中の天気は、同行者のみならず、学部の教職員の皆さんにも注目されています。何とか「雨なし」の出張を願っての出発です。
【忠】
我が国の様々な地域には、世界に誇れる祭りが数多く存在します。
青森のねぶた祭り、郡上八幡の郡上おどり、岸和田のだんじり祭り、京都の祇園祭、徳島の阿波踊り、また博多の祇園山笠など、そのルーツや形態、また規模や継承は各の地域によって異なりますが、日本を代表する祭りや郷土芸能が日本国内に数多く存在します。
祭りのあるまち...
前回、「祭りのあるまち...祇園祭」の時は、結局、十分なブログがアップできませんでしたので(笑)、今回は、力まず、"祭りのあるまち..."第2弾をお送りします。
今回は、私が京都の次に長く住み、私を育ててくれたまち、徳島の阿波踊りをご紹介します。
続きを読む: 祭りのあるまち:阿波踊り...
夏休みのお盆の時期になると学生も減り、大学はシ~ンとなっています。しかし、スポ健の研究は盛んです!
先日、【真】先生、【Moto】、大学院生の【K村】くん、【M美】さん、なぜか東京都健康長寿医療センター研究所【福先生】も参加して5名で最大酸素摂取量の測定を行いました(写真)。最大酸素摂取量とは運動時にどれだけ多くの酸素をかだらの中に取り込めるかを測定し、持久力(有酸素性能力)の指標となる王道の測定方法です。大学院生の【K村】くん、【M美】さんは測定方法を勉強するため数日間練習しましたが、この夏で測定技術を見つけるために奮闘中です!!
また、先週【Moto】が生体医工学サマースクールで自分の研究内容や測定技術の解説と実習を行いましたと伝えましたが、次の日には、私の大学の先輩である、名古屋大学【片山敬章先生】が低酸素トレーニングに関するご講演がありました(写真)。大学院生や社会人の方など22名程度が参加して、低酸素トレーニングに関する最新知識の学習だけでなく、サッカーワールドカップで使用した低酸素機器を使ってみる体験など、盛りだくさんでした(写真)。みなさん非常に熱心に興味を持って話を聞いて、盛り上がりました!
by Moto
夏休みと聞くと、なんとなく"いい感じ"がします。と言っても、ふだんとほとんど変わりのない生活なので、何がいいのか?と聞かれると、なんとなくという程度なのですが。
いろんなイベントがあるのも、いい感じの一つ。
ひらめき☆ときめきサイエンスが、日曜日に行われたとき、【Moto】先生、【Hassy】先生、【松チャン】先生が担当の実習教室にしのばせてもらいました。DNAが生で見られるとのうわさを聞きつけて、これは逃してはならぬ!と思って。
身の回りにあるものを使って、DNAが抽出できることを知って驚いたり、実際に出てきたDNAを見て興奮したり。DNAを抽出する合間も、【Moto】先生のトークで和やかに楽しく過ごすことができました。
今回見逃した方は、ぜひ次回!一見の価値、大アリです。
そして、いい感じのもう一つは、いろんな場所に出かけられること。
週末、女性2人で奈良をめぐってきました。室生寺~長谷寺コースでした。
400段近い階段を登りつめると、そこは長谷寺。眺めのよい場所(清水寺のようなつくり)でした。400段近くもあるとは知らずに上り、帰りに立ち寄った美味しい奈良漬けのお店の方に言われました。1段がとても低いので、苦にならずに、ちょっとしたエクササイズができたのでした。こちらもぜひ!
左:長谷寺の階段、続く、つづく...
右:登りつめたら、緑の中...
最近、私がスポーツ健康マネジメント領域の大学院生にメールを送る時の文書の最後に、「サクサクとケンサク、しましょう。」という一文をつけることが多い。
実は、立命館大学図書館に、結構高価な「SPORTSDiscus」というデータベースが入った。
【Hassy】先生、【Hamaoka】先生、【ippo】先生、【Jin】先生、学部の先生方、さらに、図書館の方、特に、【Ms.Kuritani】さんを始め、大変多くの方のご尽力を得た。
心から感謝致します。
このデータベースは、体育・スポーツ分野において、多くの領域、特に、スポーツ教育学、スポーツマネジメント等のスポーツに関する人文科学系のデータベースとして、とても優れている。また、スポーツ分野の自然科学系の基礎的な文献もカバーしている。
しかも、論文の抄録ばかりでなく、文章全てがダウンロードできる。
このことが、何を意味するかといえば、世界で行われた研究結果が、即座に手に入る、ということ。
少し、大げさに言うと、世界に瞬時にアクセスできるルートを手に入れた、ということである。
(注意しなくてはいけないことは、世界で「行われた」という過去形での表現。世界の各地で、今、現実に研究が進められているが、それらについては、予想することはできても、知ることはできない、ということ。)
ともあれ、このデータベースは、スポーツ健康科学部のソフトに関する強力な基盤になり、スポーツ健康科学部のパワーアップに大きく貢献するに違いない。
けれども......、しかし......、だが......、使わないと、全く、意味がない。
そこで、「サクサクとケンサク、しましょう。」である。
【スポーツ健康科学研究科の大学院生の皆さん、一日一回、ログインですよ。そして、「サクサクとケンサク、しましょう。」 ねっ。】
[ 余談 ] 今、TVで、「●たやでケンサク」、というCMが流れている。が、それとこれを比較した場合、キャッチコピーとして、結構、「サクサクとケンサク、しましょう。」は、イケテルと思うのだが、某N氏からは、「「サクサクとケンサク」って、あれは、いかんなあー」という評価を頂いた。私は、某N氏のセンスを疑っているのだが、皆さんはどう思いますか? ]
【 智 】(本文中の絵は、立命館大学図書館から引用しました。)
先週末に2つのイベントをインテグレーションコアにて開催しました。
ひとつは、「第8回日本生体医工学サマースクール -スポーツ健康科学の最先端研究に学ぶ-」
MEposter 2010_1.pdfです。もうひとつは、「ひらめきときめきサイエンス -スポーツ健康科学の最先端研究を体験してみよう-」
20100808poster.pdfでした。
第8回日本生体医工学サマースクールは、若手研究者(大学院生、企業の研究者など)を中心に、講義、実習を織り交ぜて、2泊3日の合宿形式でのセミナーでした。講演者として、滋賀医科大学の犬伏先生には、「MR計測」について基礎から応用ならびに注意点を非常に分かりやすく開設して頂きました。また、インテグレーションコア3Fの低酸素室を体験した後に、「低酸素トレーニングの応用」と題して、名古屋大学の片山先生に講演して頂きました。
スポーツ健康科学部の木村助教、吉岡助教には、講演ならびに長時間の実習の責任者として頑張ってもらいました。若手研究者のロールモデル(模範生)として、研究へ打ち込む態度、意欲、情熱も注ぎ込んだ内容で、受講生からの評判も非常に良かったです。
左:木村助教
右:吉岡助教
【敦】先生には、fMRIについての解説と実習、【Goto】先生には、低酸素室の案内と体験実習、【Moto】先生には、超音波法を用いた血管の抵抗性(コンプライアンス)計測をご担当頂きました。それぞれの分野の最先端研究を行っている先生から実習を通じた情報は、論文では得ることのできない、『ここだけの情報』を持ち帰ることができ、受講生たちに多くの関心と喜びを与えていました。
左:【Goto】先生
中:【Moto】先生
右:【敦】先生
「ひらめきときめきサイエンス -スポーツ健康科学の最先端研究を体験してみよう-」は、高校生を対象に、インテグレーションコアにある最先端機器を使っての実習体験でした。実習①自分のDNA を観察する、実習②MR 装置で身体の内部構造を調べる、実習③スポーツ動作を高速度カメラで解析する、実習④脂肪と筋の厚さと筋力を測定するから構成され、高校生は今まで経験したことのない実験を体験し、これまでのスポーツ健康科学への見方、概念を大きく変えるきっかけになったことでしょう。人の身体のおもしろさ、不思議さ、奥深さを感じるとともに、身体のメカニズムの精妙さと曖昧さも感じ取ってくれたと思います。
左:【聡】先生の講義
右:【真】先生の筋厚計測
今回のイベントには、教員スタッフ以外にも大学院生の強力なサポートがありました。大学院生の協力なしにはこのイベントのスムーズな運営、成功はありませんでした。また、彼らにとってもこのイベントを通じて多くの交流、多くの経験、自らの研究へのフィードバックなど、これまでの院生生活では味わえなかった刺激を受け、多くのものを得たことでしょう。
このようなイベントを開催するには大きなエネルギーが必要です。その一方で、イベントを運営するための組織づくり、協力体制、実施、フォローアップなどを通じて、参加者のみならず運営者(ならびに参画者)にも多くのメリットを手にするのは間違いありません。このあたりは【仁】先生の専門ですが、いずれにしてもこのようなイベントが教育研究にも充分にフィードバックされ、スポーツ健康科学部の学生、院生、教職員にとって大きな成果が得られることと確信しています。
今後も積極的にこの種のイベントを開催するつもりですので、先生方、院生、学生の協力をお願いします。
左:未来博士号(スポーツ健康科学)の授与式
右:データの手ほどき(浜岡先生)
イベントに参加の先生方、院生の皆さん、関係者の皆さん、ご苦労さまでした。
【忠】
暑い日が続いておりますが、
みなさん、いかがお過ごしですか?
スポーツ健康科学部では、8/6 〜 8/8 まで、
生体医工学会サマースクール が開催されました。
まず初めに、MRI の権威である滋賀医科大学の
犬伏 俊郎 先生 がご講演下さり、その後で、
私も、fMRI実演ということで参加させて頂きました。
医学部の1回生の学部生から、大学院生、
さらには、実際の現場に立たれている社会人までと
かなり幅広い層の方に参加して頂きました。
また、色々、鋭い質問も頂き、とても良い経験になりました。
スポーツ健康科学部では、最先端の研究の成果を、
みなさんにお届け出来るよう、これからも頑張っていきますので、
注目して下さいね。
それでは、また。失礼致します。
良い休日を。
敦
"文理融合"という言葉、みなさん、聞いたことがありますか?
まぁ、読んで字のごとくなのですが、なかなかイメージしづらいこともあるでしょう...。
そもそも全ての学問の基礎には、哲学が存在し、「哲学は文系...」と考えがちですが、古くから哲学の研究対象は、数学、物理学、化学、生物学などにも及びます。1つの学問領域にとらわれず、文系と理系の双方の考え方を同時に扱ったり、統合させたりする考え方が"文理融合"ということになります。個別の学問領域による横断型の研究として、"学際的研究"という呼ばれたりもします。
私の研究分野であるスポーツマネジメントやその関連領域でも文理融合、または学際的な研究が進みつつあります。その典型的な例が行動経済学です。
従来の経済学では、"合理性"や"効率性"を追求することが学問上の命題でした。つまり、経済学の立場に立脚すれば、人間は、ある一定の目的を達成するために合理的な選択をし、得られるであろう効用を最大化しようと行動する、これが前提条件でした。言い換えれば、「完全無欠な人間が完全な情報を得て正しい判断をする」ということになり、これが経済学でいう経済人(ホモエコノミクス)であると考えられてきました。
しかしながら、現実的には、どうでしょうか...
これは、学問上に描かれた姿にしかすぎず、こんな人は、実際、いないことでしょう。いや、そんなこと、できないことでしょう。我々の周りには、あまりにも多くの情報があふれ、それを完全に処理することなど、現実的に無理です。多くの人が経験していることと思いますが、あれだけ情報収集したにもかかわらず、買い物をした後で、もっと安い店があることを知って後悔する...こんなことは、よくあることでしょう。
また株式投資、オークション、競馬、宝くじなどなど...人間は、経済学でいう「ホモエコノミクス」とは裏腹に、非合理な行動を繰り返してしまいます。その他にも、喫煙、飲酒、ダイエット...。吸ったら、身体に悪いのに...飲み過ぎて二日酔いで痛い目に遭っているのに...これを我慢したら、痩せられるのに...我々の行動には、"のに...""たら...""れば..."という接尾語のつく行動の多いこと...。これらの行動は、往々にして、失敗しがちです。
たとえば、喫煙行動でいえば、喫煙者の大多数がたばこによる身体的なダメージのことを理解しながらも、「食後の一服は、至福の時!」「イライラを解消し、精神的な安寧が得られる!」とタバコを吸うことが自分自身にもたらす効用を提示しようとしたり、タバコを吸う行動を合理化したりします。
(※ これは、心理学でいう"認知不協和理論"で説明できる行為です。ippo先生から学んでください!)
「自己利益の最大化」のために「最も合理的な」選択をするという人間の原則は、現実を反映したものとはいえない!なんて、大それたことをいうつもりはありませんが、このような「誤り」や「非合理・不合理」をパターン化したり、構造化しようとするのが、昔でいうところの"経済心理学"であり、現在の行動経済学です。
で...(前置き、長っ!)
8月5日に早稲田大学スポーツ科学部が行っている「東伏見スポーツサイエンス研究会」に参加してきました。
私の恩師である原田先生と博士課程に在籍する押見さん、そして彼末先生が登壇し、「感情(情動)」を共通テーマに社会科学(スポーツマネジメント研究)と自然科学(神経生理学)のそれぞれの立場からプレゼンが行われました。
私の恩師とその学生さんは、"Beyond Satisfaction:スポーツの感動を科学する"という内容で、また彼末先生は、「感情・情動の生理的・社会的意味」という内容で発表されました。詳細な内容は、紙数の関係で?(笑)割愛しますが、私の恩師たちは、行動経済学や"ニューロマーケティング"というキーワードで話を進め、購買行動のみならず、観戦行動、広告から受けるブランド認知など、生理的、認知的、行動的な側面から文理融合の学際的研究の必要性と可能性を主張しました。
スライドは、原田先生のプレゼンに用いられた資料の一部です。記憶を司る「海馬」、そして意思決定を司る"DLPFC"の活性化が脳断面図の写真で提示されました。
"文理融合"は、スポーツ健康科学部のめざす方向です。【泉】学部長も、「学部・研究科で設定されているコースや研究領域は、あくまでも教育上のカテゴリーであり、25名の教員は、学問領域の垣根を越えて、互いに交流し合い、刺激し合い、そのような姿を学部生や大学院生に示すべき」ということを常々おっしゃっています。
スポーツ健康科学部には、立派なMR室があり、【栗】先生や脳科学の専門家の【敦】先生がいらっしゃいます。ニューロマーケティングで用いられる生体情報や測定技術は、脳内血流(fMRI)、脳波(EEG)、皮膚電位(GSR)、視線・瞳孔(アイカメラ)にまで及びます。
"ボケとツッコミ"以外では、【敦】先生との接点はないと思いましたが(笑)、アカデミックな研究で今後接点が生まれるかもしれないと思えば、ワクワクします!
といっても、知識や技術(脳科学のみならず、お笑いの科学も...)では、全く足下にも及んでいないので、さらなる勉強が必要ですが...。
【敦】先生、ご指導のほど、よろしくお願いします!
暑い日が続いていますが、スポ健はその暑さに負けず熱い研究発表に奮闘しています!
鹿児島で開催された日本運動生理学会でスポ健の【聡】先生がシンポジストとして、研究内容を熱く、熱く発表して頂きました(写真)。【聡】先生は、ヒトを対象にした研究で、運動による骨格筋のアミノ酸合成に関する研究内容だけでなく、サプリメントによる骨格筋のアミノ酸合成に関する最新のデータを発表し、多くの先生方から質問を受けていました。現在は、高齢者の生活の質の向上にむけて筋力向上と循環器疾患リスクの軽減の両方の効果を実現するために、運動とサプリメントの両面から検討している世界で注目される研究をしています。今後の【聡】先生の研究は必見です!!
【Moto】は今日、生体医工学サマースクールで自分の研究内容や測定技術の解説と実習を行いました。大学院生や社会人の方など22名程度が参加して、超音波装置や血圧計を用いて心臓・血管の形態や動脈硬化の指標などを実際に触れて測定してみる体験をしました。みなさん非常に熱心に興味を持って話を聞いて、実際に測定してなかなか盛り上がりました!
by Moto
前期の定期試験もオープンキャンパスも終わり、夏休みの雰囲気も漂い始める頃になりました。
院生は、自分の研究を進める"稼ぎ時"です。
出張先の静岡で、ヒット商品を発見。前任校のある研究室(岩崎教授:マーケティング)の話です。地域の活性化を目指して、理論的かつ実践的な取り組みをされている先生とゼミ生さんたちです。今も、勉強させていただいている先生・研究室です。
その研究室で開発された、"ふりかけ"「ふりーらフローラ」が今、ヒット中とのこと(4月の発売以来3万本も売れているそう)。発案者は、ここのゼミ学生。味は4種類(お茶、アメーラトマト、三ケ日みかん、紅ほっぺいちご)で、素材はすべて静岡特産のフルーツや野菜を使用しているようです。ヨーグルトやフレンチトーストのトッピングに使うふりかけ、という新しい感覚の商品らしく、今度試してみたいと思います。学生がとても苦労をしつつ、休みの日も取り組んでいる様子を傍でうっすらと見ていたので、うれしいニュースです。私には絶対にない、学生の潜在能力や発想のユニークさを感じます。
アイコアからも、学生の力が結集して情報発信される日ももうすぐのはず。スポーツ健康科学部を目指して、仲間に加わってくれるメンバーが増えることも、とても楽しみです。何が飛び出すやら...!
【ippo】
7月31日~8月1日まで、オープンキャンパスがあった。(詳細は、7月31日版【Jin】先生、8月1日版【敦】先生のブログを参照してください。) 当日は、大変数多くの方に参加して頂いた。有り難いことである。
また、スポーツ健康科学に、多くの方が関心を持っているということは、私たちにとっても、嬉しい限りである。
私も、【Jin】先生のブログでもご紹介頂いたが、「スポーツ教育」に関して、模擬授業を担当した。
どんな方が来られるのかな?、と思いながら、準備をした。
写真は、私の模擬講義の時の写真であるが、会場は、ご覧のように、ほぼ満席であった。
高校生とその保護者の方に、私の話が受け入れられたかどうかは、参会者の評価を待つしかないが、話していて、楽しい一時であった。
さて、今日のブログのテーマです。(前置きが長くなってすみません。)
実は、今日、ブログで書きたいと思ったことは、私の前に模擬講義をされた【Hassy】先生のことである。この写真の右上で、時計だけが見えている【Hassy】先生は、ご自分の担当終了後も、教室に残ってくださっていた。
【Hassy】先生の話はとても面白かった。そして、話が乳酸のことになった時、一層、語りに熱が入った(ように思う)。そして、本当に、大変分かりやすいことに驚いた。さらに、【Hassy】先生は、これらの内容を、とても楽しそうに話されていた。【Hassy】先生は、乳酸に関する研究がご専門であるとのことであった。
私の講義では、優秀なスポーツ指導者の一つの考え方を少しお話しし、それらの指導者が指導上で適用している理論である内発的動機づけについて話をしたのであるが、【Hassy】先生は、まさに、内発的に動機づけられて、研究をされているなあ、と感じた。
内発的に動機づけられていることは、人間の行動にとってとても重要なことである、ということを、【Hassy】先生を通して、今更ながら学んだ次第である。
【 智 】(写真 20100801 オープンキャンパスの模擬授業)
<RecO便り 16>
7/24-26は、札幌で開催された第18回統合医療機能性食品国際会議に行ってきました。札幌までは、飛行機でした。関西は晴れていて、札幌も飛び立つ時の情報では曇りでしたが、到着時は案の定!?雨でした。同行の【聡】先生、【ippo】先生からも冷たい視線を頂きました。札幌の花火大会の日で、観客のかたもずぶ濡れのようでした。
今回の上記の会議には本学から、スポーツ健康科学部の【聡】先生、生命科学部の西澤先生、木村先生の発表がありました。名前の通り、機能性食品(サプリメント)に関する国際会議で、14カ国から350名を越える参加者がありました。同時通訳(英語、中国語、韓国語、日本語)もあり、参加者は得意な言語で発表し、それを4つの言語で同時通訳されます。【聡】先生はもちろん英語で講演し、各国の研究者から研究内容、プレゼンも含めて注目を集めていました。研究の内容は、オリゴノール(ライチから抽出のポリフェノール)を摂取することで脂質代謝を亢進させる可能性がある、というものでした。今後もデータを積み上げて、研究成果としてしっかりとしたものにまとめていかれるでしょうから、今後も注目しておいて下さい。
会議の合間を縫って、恵庭近くにある北海道ハイテクアスリートクラブの中村監督にインタビューさせてもらいに【ippo】先生と伺いました。ご存じのように、陸上の女子100m日本記録保持者の福島千里さんを指導されている先生です。屋内の130mの直線走路、トレーニング施設を備えたスポーツ施設には、随所に工夫と最新の機器が備えてありました。お話しの中で興味深かったのが、指導者は指導しすぎてはいけない、というお話しで、指導するときは簡潔に「一言だけ」を話すように心がけているとのこと。教えきるのではなく、選手が考える、創意工夫する余地を残して指導することを意識した考え方です。このインタビュー記事は、日本トレーニング科学会の機関誌『トレーニング科学』の連載「一流コーチに聞く」に掲載予定です。次号もしくは次々号を楽しみしておいて下さい。
残念ながら3日とも傘つき桜島しかみれませんでした。
噴火直後の桜島、フェリーの上から、特別桟敷での花火見物
7/30-8/1は、第18回日本運動生理学会大会に参加のため鹿児島でした。今回も飛行機で、予め天気予報をしらべみると、鹿児島地方は、「雨なし」の様子。念のため、折りたたみ傘は持参、同行の【聡】先生と相談し、レンタカーも借りることに。到着のあと、天気は曇りがちながら持つような感じでしたが、高速に乗ったあたりからワイパーを最強にしなければならないほどの「ゲリラ豪雨」に遭遇!翌日、早朝のジョギングでは晴れていて安心していたら、窓を激しく叩く音で外を見ると、ビー玉ほどの「雹(ひょう)」が降って来る始末。あげくには、学会初日を終えて、桜島へ渡った途端に、「噴火」に遭遇。【moto】先生、曰く、「先生と同行していると空から降って来るも のは何でも観られますね!?」とお褒めの言葉を頂戴しました。さらに、隕石でも降って来るのを観ることができれば、などと考えてしまいました。
![]()
学会初日の夕食は、【Izumi】先生のご実家で、お母様の手料理をご馳走になりました。桜島の花火が正面にみえる「特別桟敷席」にて、豪華料理に舌鼓をうち、花火を堪能し、贅沢な夜を与えて頂きました。ありがとうございました。
学会の方は、初日に【聡】先生がシンポジストして、2日目に【真】先生と私が2題続きの口頭発表を行いました。中高年のセラバンドを用いた筋力トレーニングの効果について、【真】先生が形態と機能、血液性状から報告、私がピンチングコントロールに関する効果を報告しました。詳細は【moto】先生の次のブログをご覧下さい。
会場からもいくつも質問を受け、関心を持って発表を聞いてもらうことができました。また、この大会を通じて、立命館大学スポーツ健康科学部についての注目がされているのを強く感じました。
【忠】